転生した彼らは何の為に生きるのか?
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「うぅ……ここは…?」
目を覚ました俺、江本タカユキは周りを見回した。そこはまるでガレージの様だった……そう、ドライブの劇中でトライドロンが停車している場所そっくりな…。
タケシとユウキもいる…………でも今回は近づかないぞ。絶対殴られそうだし……。
そう思いながら振り向いた俺は驚くべき物を見た…。
「これって…トライドロン!?」
そこにあったのは正しく、仮面ライダードライブの愛車・トライドロンだった。他にも仮面ライダーマッハの使用するバイク・ライドマッハーと、魔進チェイサーが使用するバイク・ライドチェイサーも停車してある……。
「ここはドライブピットって訳か」
「すっげーなぁ、本物かよ……!?」
ユウキとタケシも起きて辺りを見回していた。
「それは分かったけど…俺達、これからどうすりゃいいんだよ?」
《それは私が説明しよう》
俺達がこれからどうするかを考えてた所に聞いた事のある声が聞こえてきた。振り向いた先にはドライブドライバーがあった。そのディスプレイには表情が映されていた。
《私はベルトだ…といっても、君達ならもう私の事は知っているだろ?》
「まぁな、毎週欠かさず観てたしな」
ベルトさんの質問にタケシが答える。俺達は仮面ライダードライブを視聴していたのでベルトさんの事もちゃんと知っている。
知らない人の為に説明すると、このドライブドライバーは仮面ライダードライブに変身する為の変身ベルトである。そして最大の特徴は独自の意思を持っている事で、主人公である仮面ライダードライブ=泊進之介からはベルトさんと呼ばれている。因みにベルトさんは元々はクリム・スタインベルトという名の人間でロイミュードと呼ばれる怪人によって命を落とした際に、ドライブドライバーに全意識と全記憶を移行したのだ。
「ま、とりあえずは俺達の状況と、何をすればいいかを教えてもらいたいもんだな…」
ユウキが腕を組みベルトさんに尋ねる。その眼が真剣なので俺もタケシも妙に気が引き締まった。
《そうだな。先ず君達の状況から説明しよう。君達は今、ラブライブの物語が始まる約1年と4ヶ月前にいる。現在は12月20日だ》
神様、1年前って言ってた様な……。
《四捨五入すれば1年前だ》
成る程……って心読まれた!?
《話を続けよう。君達にはラブライブの物語を…つまりはμ'sのメンバーを守ってもらいたい。その為に戦士としての力を授けたのだ》
「成る程な。で、何から始めりゃいいんだ?こちとら訳解らんまま、こんな所にぶち込まれたんだ。目標くらい教えてもらわんとなぁ…」
《ほう…。ユウキ、君はなかなか頭の切れる様だね。頼もしいよ》
「別に……悪知恵が働くだ
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