転生した彼らは何の為に生きるのか?
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けだ」
確かにユウキの悪知恵の凄さは半端ない。俺やタケシもそれで何度泣かされた事か…。
まあ、かなり頭が良いのも事実だが…。
《OK。まずはユウキ。君にはある試験を受けて合格してもらいたい》
「試験?」
《音ノ木坂学院の共学化に伴うテスト生になる為の試験だ。それに合格して音ノ木坂学院の内部からみんなを守ってもらいたい》
「ふーん……ま、いいだろ」
《次はタケシ、君だ。君には音ノ木坂中学校に転入してもらいたい》
「あーあ、音中ね……って中学??」
《そうだ。1月から音ノ木坂中学校の2年として活動してもらいたい。そこで現在中学生である星空凛、小泉花陽、西木野真姫の3人を、主に守ってもらいたいのだ》
「あ、成る程ね。なら、やりますか」
ユウキ、タケシと順にその役目が伝えられていく…。となると次は俺か……。
《そしてタカユキ。君には秋葉原にある久瑠間学園という男子高校に入学してもらう》
は……?
「す、すいません、ベルトさん……い、今聞き違いじゃなければ男子高校って…」
《聞き違いではないぞ。君が行くのは男子高校だ》
…………え?
「いやいやちょっと待ってよ!?何で男子高校なの!?意味わかんないよ!?普通音ノ木坂じゃないの!?」
俺は大パニックになった。だって何が悲しくてみんなと違って男子高校なんかにいかなきゃなんないんだよ!?
しかもユウキとタケシはそれを聞いて腹抱えて笑ってるし、転生早々最悪だよ!!
《まあまあ落ち着け。2年生時には音ノ木に転校できる様に手配する。それにこれには理由がある》
「理由?」
《そうだ。実はその学園にもロイミュードの力を持った転生者がいるのだ》
「え、マジで?」
《ああ。あの方はラブライブの世界を元に戻す為に転生者をμ'sのメンバーから出来るだけ離れさせようとした。結果、久瑠間学園に転生者の一部が集まったのだ》
へぇ〜、神様も一応頑張ったんだな……。
「で、その久瑠間学園ってのは音ノ木からどのくらい離れてんだ?」
ユウキが「腹筋痛かった〜」とか言いながらベルトさんに尋ねる。………こいつやっぱり性格悪いわぁ…。
《5kmだ》
「「近ッ!?」」
5kmって近過ぎんだろ!?その気になれば自転車でも十分行ける距離だぞ!?車やバイクだったらスグだぞ!?
《あの方の力ではこれが限界だったらしい》
「神様って…もしかして大した事ない?」
俺がそう言ったら他の2人がうんうんと頷いてる。
《と、とにかくだ。君達の年齢は現在、タカユキが15、タケシが14、ユウキが16だ。姿もその年齢に合わせている。鏡を見てみるんだ》
ベルトさんに言われて鏡を見てみた俺達。確かに3人共、
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