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提督はBarにいる。
提督式ブートキャンプ・改〜その2〜
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を想像したのか、サッと顔が青ざめる新人達。まぁ、艤装を装着していれば妖精さんがある程度コントロールの補助もしてくれるのでそんな事故はまず起きないのだが。

「力を持つ者にはそれに比例する責任が伴う。その辺りの事もこの1ヶ月でしっかりと学べ……食事を続けろ」

 新人達はおっかなびっくり、といった様子で食事に戻る。スプーンを持つ手が若干震えているのも仕方無いと言えるか。

「あぁそれと、この訓練後にはお前達の初任給が手渡される」

 訓練中とはいえウチの所属だからな。給料が発生する。

「だが、その給料からはお前達が破壊した食器類等の備品の弁償代が天引きされる」

「「「えっ」」」

 その衝撃的な俺の発言に驚いて、また何人かがスプーンやら食器を破壊している。

「気を付けろ、給与明細が借用書に化ける可能性すらあるからな?」

 あまりにも備品を壊しすぎるとそういう事もあるだろう。

「……鬼だね、司令官」

「そうか?『壊したら弁償』……当たり前だろ」

 さぁて、午後からは座学だ。楽しくいこう。
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