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真・仮面ライダー 執行者ーエグゼキューションー
第3話 未来の少女
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を脱出した。
そしてユイは‥‥‥
ガチャ
ユイ「真くん!!」
人間の姿に戻った真が傷だらけで帰ってきた。
真「ただいま、ユイ‥‥‥早く逃げようか」
真は財団の黒い車にケガを抑えながら乗り、ビルを後にした。

それからしばらく車を走らせ、真は傷ついた身体を慣らしていく。ユイと出会ったコンビニ前に向かって山を抜けたその先にとある服の男を見つけるとその男は止まるように指示を出す。
真「あんた誰だ?」
黒いくせ毛の男が真に伝えた。
男「我々の仲間、姫様を迎えに来ました」
ユイ「?!」
真「あんたも財団の一人か?」
男「オレは財団ではなく、この世界で言うなれば未来人だ」
真「未来人だと!!」
ユイ「真くん、この人は大丈夫。信頼していい。そうでしょ、カゲン!!」
カゲン「姫様、ご無事で何よりです」
そして真はユイに素性を聞いた。
真「ユイ、まさかお前って、この時代には‥‥‥」
ユイ「そうだよ、私は、未来から来たんだ」
真はすぐには信じられなかったがユイの手に触れて本物だと確信する。
カゲン「我が姫様と、貴方のライドウォッチをこちらに渡していただきたい」
ユイ「真くん、ポケットを見て」
真「?」
真はポケットを探ると中から時計を発見する。
真「これは‥‥‥仮面ライダーの時計?」
ユイ「それが誕生した事、それはあなたが歩んだこの世界で起きた事を全てなかった事を意味する。勿論、貴方が仮面ライダーであることも今、このウォッチで消滅した」
真「もう、変身できないって事か」
ユイ「それを私に‥‥‥」
真「この世界にこの仮面ライダーの力はない方が良い、頼むぞ」
真はユイにウォッチを渡すと真は最後に聞く。
真「ユイ、君の本当の名前。教えてくれないか?」
ユイは真に自身の名を告げた。
ユイ「私の名前は‥‥‥

常盤まゆりだよ」
真は去り行く彼女を見届けると、真はこの世界で生きるための勇気を持つことが出来、またやり直す事が出来た。

真「俺だけの時代を、生き続けよう」

とある城
カゲン「姫様が帰還しました」
まゆり「お父様、ただいま戻りました」
玉座に座り、チェスに興じるその男こそ‥‥‥

まゆりの父親でありクォーツァーのリーダー、常盤ソウゴ。
ソウゴ「随分と向こうの時代で遊んでたようだな、だが、財団の奴も余興にすらならないか‥‥‥」
ソウゴの玉座の横のテーブルには黄金の台座が置かれ、そこにはアマゾンズとブラックとネオライダーのライドウォッチが置かれていた。
カゲン「真の力を手に入れた事で、我々も計画を実行に移す事が出来ます」
ガキャン!!
ジョウゲン「おせーんだよ、こっちは待ちくたびれて頭おかしくなりそうだったんだぜ‥‥‥」
ソウゴ「ジョウゲン、カゲン、そろそろお前たちに渡すべきだと
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