第2話 暴虐な正義
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を取り出すとは」
解剖医2「後で頭にメモリジェネレーターを積んでおけば好きなように弄って構いませんよ」
解剖医1「そりゃあいい、後で僕の人形として精一杯可愛がるとするか」
解剖医が頭にメスを入れようとした瞬間‥‥‥
ガチッ!!
解剖医1(なんだこれは‥‥‥体が動かない!!)
ユイはその間に手術台から起き上がり、扉を開けて逃亡した。
解剖医1「一体何が、い、いないだと」
解剖医2「畜生!!やられた!!」
手術室から逃げたユイは真のネームの入ったカードキーを盗み、収容所に向かった。
真「畜生、あのコウモリ野郎。ご丁寧に電撃拘束具を外さないままぶち込むとはな。だが、もう動けないフリをする必要はないか‥‥‥」
真は身体に力を加えると仮面ライダーの姿へと変身する。
電撃が身体を襲い掛かるが鋭い爪で頑丈なベルトを裁き、拘束具を外した。
真「アトハ、ココカラドウデルカ」
扉は並みの改造兵士でも突破できない特殊合金。それでいてこれを壊そうと思えば体力を持っていかれる。財団を壊滅させる以上、無暗に力を消費したくない。
真「ダガ、ココニハマドスラナイカ‥‥‥」
真は仕方なく決める。
真「アノトビラヲコワスイガイ、ホウホウハナイカ」
すると扉の向こうから走る音が聞こえた。
真「ダレカクル、ミハリカ‥‥‥」
そして‥‥‥
ガチッ、『ロックを解除します』
ユイ「真くん!!」
真「ユイ、ブジダッタノカ」
ユイ「奴らが気付く前に、早く逃げないと」
真「ソノマエニ、オレニハヤルコトガアル」
真はユイに聞いた。
真「ザイダンノトップハドコニイル」
ユイは財団から奪った施設の見取り図を見せる。
ユイ「この会議室だよ」
真「ヤツラヲミナゴロシニスル。ユイ、オマエハオレカラハナレルナ」
ユイ「私も、力になれるかもしれない」
真「ユイヲマキコムツモリハナイ」
ユイ「私が狙われてる理由、知らないでしょ」
真「テキガカケツケテコナイ、ドウイウコトダ」
ユイ「見ればわかるわ」
真が進んだ先で見たのは‥‥‥
真「ウゴキガ、トマッテイル」
ユイ「これが私の力よ、財団が私を狙う理由。でも停止できても長くて30分だけど‥‥‥」
真「アト3プンカ、コノアイダ二カタヅケテオクカ」
そして‥‥‥
ユイ「あ‥‥‥」
ブチッ、ザシュ、バキッ!!
真は引きちぎった生腕を捨てると辺り一面血と肉塊の山と化した兵士の本部を後にした。
真「アノチカラハマダツカエルカ」
ユイ「使用できるけどさっきより長くは無理、今の状態なら止めることが出来ても1分が限度」
そして会議室に辿り着いた二人が聞いたのは‥‥‥
幹部「バイオ兵士を導入するには医薬品メーカーを介して、より強力かつ負荷のかかりにくいサプリメントとして軍隊に売り込むべきだと
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ