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真・仮面ライダー 執行者ーエグゼキューションー
第2話 暴虐な正義
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ユイ「真くんが、仮面ライダー‥‥‥」
驚きを隠せないユイに真は伝える。
真「カナラズ、タスケル」
真は道路の標識を折るとコウモリ元帥に向かって標識を持って走り、飛びつくと足に向かって鋭利な鉄の棒で足を斬り落とした。
コウモリ元帥「こいつ、無茶苦茶な戦い方だ」
足の切断面から多量の血が道路を染め、真はユイを助ける。
真「ツカマッテロ」
ユイ「へ?」
そう言うと真は建物に飛び乗り、夜の街へと消えた。
リオ「私だ、引き続きユイを追う。私は問題ない、すぐに血を補充すれば奴を殺すのにそう苦戦はしない。

仮面ライダーは責任をもって私が始末します」

真「ココマデクレバ‥‥‥」
とある山中の廃墟に身を寄せた二人。真は自らの姿を人間に戻した。
ユイ「‥‥‥」
真「ごめん、怖かったよな‥‥‥」
ユイ「気にすること無いよ、巻き込んだのもこっちだし助けてくれたから」
真はポケットに入っていたクッキーバーをユイに渡す。
真「少しでも食べとけ、逃げれるようにな」
ユイ「真くんはいいの?」
真「子供を守るのは大人としての責任だ。俺の事は気にするな」
真はユイの肩を寄せると目を閉じて眠りについた。

それからしばらくして朝日が差し込む。真とユイは目を覚ますと‥‥‥
真「最悪な事態は避けられたみたいだな」
ユイ「‥‥‥」
ユイの様子がおかしい
真「どうした、ユイ」
ユイ「来る‥‥‥財団が‥‥‥来る‥‥‥」
真「なんだって!!」
ガシャーーーン!!
真「うああああああ」
ユイ「あああああ」
ガラスが砕けると同時に頭が割れそうな音波が二人を襲う。
コウモリ元帥「ユイは貰って行くよ」
真「やめ‥‥‥ろ‥‥‥」
バチッ!!
真「ぐああああ」
コウモリ元帥「電気拘束具だ、すぐに運べ」
真とユイは護送車に入れられ、財団のアジトへと運ばれていった。

財団のアジト 尋問室。
カッ!!
???「仮面ライダー、風祭真。君は何故財団に牙をむいた」
真「ユイはどこだ?」
???「君に質問権はない。私たちの質問に答えなさい」
真「お前たちみたいな悪魔の集まりを俺は許さない」
???「悪魔か、我々の研究はあくまで人を守るために兵器の開発。君から悪魔と呼ばれる筋合いはないのだがね」
真「バイオ兵器は人を救わない。俺だって嫌と言うほど苦しんださ、悪魔に与えられた力に」
リオ「何を言っても無駄ですよ、彼は認めるとは思いません。ボス、彼の処遇はどうしますか?」
ボス「折角だから優秀な個体の彼にはバイオ兵器のデモンストレーションとして自衛隊の前で身体を解剖しても良いかもしれない」
リオ「では、彼はしばらく幽閉しておきましょう」

財団手術室
解剖医1「彼女の持つ力の解明とは言え、勿体ないですね。こんなかわいい子の脳
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