暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第26話『溢れる思い出』
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
装填の守護者、ディロード。幾多もの世界を救い、その心は何を思う─

「あの時は、ディスペアドライバーの機能を覚えていてくれたフェイトに感謝している。」
「感謝だなんて、大袈裟だよ。」
「だけど、この世界に奇跡が起きて…」
雅とフェイトは、その後の戦いを思い返す。

【FORM RIDE-DELOAD LIGHTNING-】
“グゥゥゥグオォォォォォウ!”
「そんな!なんてパワーだ。」
“グオォォォォォウ!”
「ねぇ、雅。この世界に、ワールドホープってないの?」
「あるにはあるが、対象は7人で、それに主人公もわからない。」
「雅、私ずっと考えていたんだ。雅の世界は、元から平凡な世界じゃなくて、雅が仮面ライダーになって、困っている世界を救う。そんな世界なんじゃないかって。」
「まるで、僕がこの世界の主人公みたいな言い方だな。」
「私は、そのつもりで言ったよ。きっと、この世界は雅が主人公なんだよ。そうじゃなかったら、雅は仮面ライダーになって、私達を救うなんて出来ないよ。」
「仮にそうだとしても、この7枚のカードはどう説明がつく。僕達チームディロードは6人しかいない。」
「多分、その最後の一枚は、流夜の分だと思う。」
「流夜の分だとすると、もう使うことが出来ないだろう。だって、流夜はこの手で殺してしまったんだ。」
「雅、死者にワールドホープを叶える力ってないの?」
「一度もそんな事態に陥ったことがないからわからない。それに、そんなことは、死者への冒涜になる。」
「その願いを叶えるなら、それは冒涜じゃないと私は思う。」
「フェイト……わかった。みんな、このカードに、願いを込めてくれ。そうか、僕が主人公か…集え!世界の願い!このカードに、全てを賭ける!」
【WORLD HOPE-ALL WORLD-】
「何故このタイミングで、次元のオーロラが!?」
「ここは、一体?」
「一体何がどうなっているんだ?」
「フィリップ、事態が解らない。検索してくれ。」
「おや?どうやら別の国に着いたみたいだ。」
「どうも、アリスゲームは一時中断する方がいいみたいね。」
「本郷さん、翔太郎さん、それにみなさん!」
「君は何故、私の名を?そうか!思い出したぞ。ここが、雅君の言っていた未来の世界か。」
「本郷さん!その通りです。」
「フェイトちゃん!」
「なのは!?はやて!?それにシグナム達も!」
「テスタロッサ、無事か。」
「はい。ただ…」
「なんじゃありゃ!?」
「あれが、このディロードライバーに封印されていた怪物です。あれさえ倒せればきっと、みなさんも安全に帰れると思います。」
「水臭いぜ、雅。お前は俺のダチだ。よし、今度は俺達が、雅を助ける番だ!」
「弦太朗君の言う通りだ!私も力を貸そう。」
「そうだな。
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ