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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
怒っちゃイヤ!
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た感じで自室へと…
私とウルフの部屋は階が違うので、階段を下りるフリをして踊り場で待機!
皆の気配が無くなった所で、音を立てない様に舞い戻る。
アルルさんの部屋の扉を少しだけ開けて中を覗く…
すると私の読み通り、中のお二人は激しくキスをしながら、互いに服を脱がし合っていた!
「何よ…結構脱がし慣れてるじゃないの!真面目なフリしてムッツリなんだから!」
「まったくだ…2人のキスは、結構激しかったぞ!…ティミーさん、さっきはずっと座っていたけど、ビンビンで立ち上がれなかったんだゼ!」
「アルルさんだってそうよ!立ち上がったら雫が滴り落ちてきたはずよ!だって臭いをプンプンさせてたもん!」
私もウルフも興奮しながら、大好きなお兄ちゃんカップルのエッチを堪能する………が、
(ゴツン!)(ゴツン!)
「ぐ(んぐっ!)」「ぎゃ(もが!)」
いきなり脳天に激しい衝撃が響き、同時に口を何者かに塞がれた!
慌てて周りを見渡すと、すんごい怒っているお父さんと、私の口を塞ぐお母さん…そしてウルフの口を塞ぐハツキさんが居りましたのですわ!
まっずい………バレたのね!?
「んがもががむが!」「ふがもがむ!」
私もウルフも懸命に言い訳をしてるのだが、口を塞がれていては言葉が発せず、怒りの形相のまま顎で合図を送るお父さんに連れられて、両親の部屋にご招待されました…
これって“代わりに俺達のを見せてやる!”ってんじゃないわよねぇ…
きっとお説教よねぇ…
「お前等性懲りもなく…」
いや〜ん!
やっぱりお説教じゃ〜ん!
い、いいじゃん見たって…あの二人はそれぐらいじゃ別れないわよ!
実際、ハメハメ状態をバッチリ見られたって、みんなが居なくなればソッコでハメ始めたわよ!
今の二人は色ボケモードなんだから、ちょっとやそっとじゃ別れないってば!!
普段真面目な奴等のこそ、豹変した姿ってのを見たいじゃのサ!
「ち、違うのよお父さん!!コレはアレよ…その…ゆ、勇者カップルが、どんなプレイをするのか気になっちゃって!!べ、勉強になればなぁ〜…と、思っちゃって!!」
「そ、そうですよリュカさん!そ、それに俺は2人の恋のアドバイスをしましたからね…どの様に成長したのかを、確認したくって…えっと…ねぇ!?」
私もウルフも必死で言い訳をするのだが効果の程は全くなく、めちゃんこお説教をされちゃいました………夜通し!
お父さん…息子を愛し過ぎよ…たった一人の息子だからかしら?
そっか…そうよね!
何時もお兄ちゃんをからかってたのは、大好きだからなのね…
うん…もう二度と覗かない!
だって凄い怒られるんだもん!!(大泣)
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