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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
怒っちゃイヤ!
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ぬかりなく大魔王まで一直線よ!お〜ほっほっほっほっ!」
おほほほほ、マリー様とお呼び!


「…で、その情報は?」
「ノ、ノリが悪いわねお父さん…(汗)」
どうにも今回はノリが悪いお父さん…
あまり勿体ぶってお父さんを怒らせるのもアレなので、素直にお話ししようと思います。

「誰が言ったか憶えてないが、誰かが言ってたこの台詞!『雨と太陽が合わさる時、虹の橋が出来る!』ってね!ちょ〜意味深じゃない!?更に更にぃ♪ こ〜んな事も聞いちゃいました。『ラダトーム城に【太陽の石】ってアイテムがあるらしい』ってね!コレって〜、コレってぇ〜……もしかしちゃわない?もしかして、もしかしちゃったりだったりしちゃって!!」
私はノリノリでリズミカルに情報を告げる…

「……では、明日は城に行って『太陽の石』を探す事にしよう!」
えぇ〜!?
一人テンション・アゲアゲで馬鹿みたいじゃない!
もっと一緒に楽しみましょうよ!

「じゃぁ、疲れたし…マリー達も大騒ぎして疲れただろうから、今日はお開きにして休もう!」
さっさと立ち上がると部屋のドアを開け、皆さんを追い出しにかかるお父さん。

相当先程の艶事遭遇を気にしているらしく、お二人を早く二人きりにしたいみたいだ。
そんなに気にする事無いのに…
きっと性懲りもなく再開するのが落ちよ。

だってお兄ちゃんはまだビンビンだし、アルルさんもヌレヌレで何時でも受け入れOK状態なのよ。
だからベッドに腰掛けたまま、立ち上がる事が出来ないんだよ。
むしろここはもっと焦らして、凄い事にしちゃった方が面白そうじゃん!

でも怒らすと怖いし…
ともかくは部屋を出て行こうと思います。
他の皆さんも同じみたい。

「アルル、ティミー、交尾ガンバレよ!」
でもね、流石はアホの子ですわよ…
的確な一言で、その場の空気を凍り付かせた。

「バカ!人間は『交尾』って言わないって言ったろ!」
「むぅ!ミニモン生意気!ラーミアをバカにするな!…お前は何て言うのか知っているのか!?」
う〜ん…状況が状況でなかったら、大爆笑してるのだけど…
今回は…ねぇ…

「本当にお前はバカだな!人間のはセッ(ゴスン!)くはぁ〜!!」
ギリギリ言っちゃう所でお父さんの拳骨落下よ!
ちょっと…危なかったんじゃない?

「お!?何だミニモン?『セッ』何だ?続きはな(ゴン!)ぎゃ!」
こっちにも落ちた!
こりゃ、泣き愚図るわね…
めんどくさいからアメリアさんに任せよう。

「お前等いい加減にしろよ!(怒)…今日はもうお開きなの!部屋に戻って寝ろ!良い子も、悪い子も、明日の朝まで部屋から出るな!」
盛大に泣き愚図るアホの子と、気絶するミニモンを抱えお父さんは去って行く。

他の皆さんも疲れ
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