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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
怒っちゃイヤ!
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!」
でも前世では、人が観賞する用のビデオとかDVDとかが、飛ぶ様に売れてましたわ!
さっきのシーンもバカ売れ間違いなしだと思います。
さて…
早急に話題を変えたいお父さんは、今日仕入れた情報をみんなに伝える為、場を仕切って事を進める。
アルルさんも早く終わらせて、先程の続きを再開したいらしく、そそくさとオルテガの情報を皆さん(つーかアメリアさん)に教えてます。
・
・
・
「………っと言う訳で、ごめんなさいお母さん…この町にもお父さんの不貞の証が存在します…」
聞けば聞く程、オルテガ殿は私のパパにクリソツね。
「コラ!生まれてきた子には罪はありませんよ!それにオルテガの事を愛してしまった
女性
(
ひと
)
も悪くはないのですから、そんな言い方は失礼ですよ!」
流石はオルテガの様な男を愛した女は違う…
人が出来ているというか…何処かのネジが緩いというか…
「ふふふ…魅力的な男を愛してしまうと大変よねアメリアさん!私にも解りますよ…1人でフラつかせるワケにいかないですわね!」
あ、いけね…私のママも同類だったわ!
「えぇ…まったくですわ!うふふ…」
似た者同士“うふふ”とか笑ってるけど、笑い事じゃないからね。
「さて…あの人が完全に生きていると分かった事だし、あとは今どこに居るのかを探らないとね!何か分かっているの?」
夫ラブラブ妻は直ぐにでも会いたいのだろう…
“今どこに”を羨望する。
「そう言えば『誰にも真似の出来ない方法で、ゾーマの所へ乗り込む』って事でしたよ!?今はともかく、何れはゾーマの元に行くのだから、我らも目指すべきでしょう…」
新加入ラン君も会議に参加…
でも“誰にも真似の出来ない方法”ってどんなのだろう?
『ジェット・ストリーム・アタック』かな?…でも『ガイア』と『マッシュ』が居ないとダメよねぇ…
「で…どうやって行けばいいの…そこには?」
私達は正攻法よ!
「「「「……………」」」」
あら、皆無言?
“雨と太陽が合わさる時、虹の橋が出来る!”って台詞を、誰も仕入れてないのかしら?
ふう、しょうがないわね…
みんなのアイドル・マリーちゃんが、優しく導いて差し上げますわ!
「なぁに…情報収集しに行ったのに、誰もゾーマの所まで行く方法を聞き出さなかったの?も〜う…しょうがないわねぇ〜…ちゃんと私が集めておいたわよ、情報を!」
いきなりしゃしゃり出た私に対し、あからさまに嫌そうな顔をするお父さんが気に入らない…
「い、何時の間に!?流石はマリーだね…ただ歌ってただけじゃないんだ!?」
そうなのよお兄ちゃん。
前世でバッチリ情報収集を済ませたのよ!
「当然です!この超天才美少女魔道士マリーちゃんにが居れば、無駄なく・そつなく・
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