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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第64話 来たぜ、癒しの国ライフ!再生屋与作登場!
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内に蓄積されていくらしい、あいつは普通に食事もできるので程々にしておけと言った事もあるんだけど……どうやらそれを無視して病原菌を食べ続けたみたいだ。
だがそれは決して病原菌が好物だからというじゃない、病気で苦しむ人を助ける為に行っているんだ。でも長年病原菌を食べ続けた事によって等々アイ自身が病魔に襲われてしまったのだろう。
「あいつらしいといえばらしいが……実際は深刻なんだろう?」
「はい……愛丸さんの容体は日に日に悪化していくばかりでこのままでは愛丸さんは……」
「だがセンチュリースープはほんの少量しか手に入らなかった。悪いがこれは祐斗と朱乃さんを助ける為に使うからお前には譲れない」
「いえ、それは当然ですよ。グルメ騎士として自らを優先するわけにはいきませんし僕もお二人には早く治ってほしいですから」
恩人の危機よりも他人を優先するのか、年は若くても流石はグルメ騎士のメンバーなだけの事はあるな。
「その代わりといってはなんだがもし薬を買う金が足らないのなら俺が負担しよう」
「えっ、それは……」
「俺だってアイに死んでほしくはないからな。仮にそれに対して申し訳ないと思うなら後から返してくれればいいさ、それなら筋も立つだろう」
「イッセーさん……」
俺は金だけは持っているしアイの為なら別に惜しくはないからな。ただ滝丸の性格を考えたらそれでは納得しないから後から返せと言った、まあ俺はどっちかというと美味い食材のほうが嬉しいんだけどな。
「ありがとうございます、イッセーさん。このご恩は必ず……」
「おいおい、お礼はアイを助けてから言ってくれよ。でもあいつはかなり頑固だからな、素直に薬を受け取るとは思わないんだが……」
「はい、僕もそう思います……」
アイは一度決めたことは死んでも譲らないところがあるんだ、死にそうになっていてもグルメ騎士は薬を使わないと決めているから絶対に受け入れようとはしないだろう。
「もしあいつが薬を受け取ろうとしなかったらこう伝えてくれ。『近い内にGODが現れる』ってな」
「なっ!?ゴッ……GOD!?」
まさかの食材の名が出たので滝丸は心底驚いた顔をしていた。
「GODって実在するんですか?名前は聞いたことはありますがてっきりおとぎ話のようなモノかと……」
「確かに実在する。何せIGOの会長が認めたくらいだからな」
「驚きすぎて何だか変な気分になってきました……そういえば以前愛丸さんがイッセーさんとどちらが先に見つけ出すか競争している食材があると聞いたことがあります。もしかしてソレが……」
「ああ、GODの事だ。俺は伝説の食材をメインデッシュにしたいと思っているんだ」
「すごい……!何だか僕まで興奮してきました
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