暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第64話 来たぜ、癒しの国ライフ!再生屋与作登場!
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ってあります。
「それで父様の事は?」
「本人かどうかはまだ分からないんだけど小松っていう名前の料理人がランキングに乗っていたのを発見したにゃ。順位は539位で『HOTEL GOURMET』のレストランで料理長をしていたらしいんだ」
「そういえば先程も先輩が言っていたそのランキングというのはなんなんですか?」
「ランキングというのはIGOが定めた料理人としてのランクの事だ。この世界には1万人近くの料理人がいるがその人たちがどれほど優れているのかを数値化したものだな。特に100位から下はこの世界でも最高クラスの料理人として扱われ彼らしか出られない世界レベルの大会もあるくらいだ」
「そんなものがあるのですね。じゃあもしその人が本当に父様だとしたら父様は539番目に優れている料理人だったって事ですか?」
「そうだな。1万人いて539位だとしたらかなりの腕を持っていたんだろうな」
本当に驚きです。じゃあ父様はグルメ細胞を持っていたから私達もそれを宿したって事なのでしょうか?
「ただね……」
「まだ何かあるんですか?」
「調べたんだけどその小松さんは25歳だったらしいにゃん……そして行方不明になってまだ数か月しかたっていないらしいにゃん」
「そ、そんな!ありえませんよ!だって父様は姉さまが生まれた時点で36歳だったんですよ!?」
父様が母様と出会った際は25歳で結ばれるまで8年かかったそうです、そして3年後に姉さまが生まれてその2年後に私が生まれました。
因みに母様は人間の年で既に50は超えていました。年取り過ぎだろうと思いますが母様は妖怪ですし父様も頑張ったんだよって惚けられていたので覚えています。
「私もそれを知ってやっぱり名前が一緒なだけで違うのかなって思ったにゃん。でもさっきイッセー達の話を聞いて私はエース以外の虹色に光ってワープできる昆虫の存在を知ったにゃん」
「シュウとマイか……」
「だからもしかしたら時間を超えてしまうような昆虫もいるかもしれないにゃん。だとしたら話の辻褄が合うからね」
「それなら確かにあり得ますね」
「ああ、異次元七色昆虫が他にもいるのならそんな奴がいてもおかしくないからな」
時間を超えてしまう異次元七色昆虫……いるとしたらどんな昆虫なのでしょうか?
「実際にそのホテルに行ったことはないのか?」
「うん、直接訪ねたことはないにゃん。今までは怖くてそこまでは出来なかったから……でも今なら大丈夫だよ」
「なら今度皆で行ってみるか。確かそこはIGOの直属だったはずだ、俺がアポイントのお願いをすれば直ぐに行けるはずだ」
「ありがとうございます、イッセー先輩!」
私は嬉しくなって先輩に抱き着いてしまいました。姉さまの話
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