暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第64話 来たぜ、癒しの国ライフ!再生屋与作登場!
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?」


 姉さまが後ろに回り込んで私の胸を揉んできました。今揉むほど無いだろうって思った方は覚悟してください。


「んっ……姉さま……なにを……ひゃん!?……しているんですか……!」
「ふんふん、なるほどねー」


 姉さまは何かを探るように指を動かしています。く、くすぐったいよぅ……


(こ、小猫ちゃんってあんな艶めかしい表情もするんだな……)


 隣にいるイッセー先輩は私を食い入るように見ていました。先輩にそんなに見つめられると嬉しいけど恥ずかしいです……


「はい、御終い」


 姉さまは私の胸から手を離すと顎に人差し指を当てて何か考え込むようにしていました。


「仙術で体の中を見てみたけど女性ホルモンがすっごく出ていたにゃん」
「そ、それがどうかしたんですか……?」
「今は仙術でしか体を大きくできないけどこの調子なら数年にはもっと大人っぽい色気のある体になると思うよ」
「ほ、本当ですか!?」


 姉さまの言葉に私はガッツポーズをしてしまいます。いや仙術で将来性は確認していますがこれが数年後に来ると思うとそりゃ嬉しいですよ。


「今まで美味しいグルメ食材を食べ続けてきた甲斐がありました……」
「そうだね、それもあるけどやっぱりグルメ細胞が目覚めたから体が成長し始めたんだと思うにゃん」
「グルメ細胞……」


 私はその言葉を聞いて改めて自分の体内の中にグルメ細胞があるという事を実感しました。


「でも変じゃないですか?私は異世界の出身なのにグルメ細胞を持っているのはおかしいですよ」
「白音はどうやってグルメ細胞を人間に体内に入れるか知ってる?」
「そういえば知りませんでした」


 私はグルメ細胞を体内に入れる方法にすごく興味がありました。そろそろ先輩に確認してみようかなって思っていたので丁度いいですね。


「なら俺が教えるよ。この世界の食材には大小差はあれど必ずグルメ細胞があってそれを食べ続けるとごく稀に体内にグルメ細胞が宿ることもあるんだ。これを『摂食注入』っていうんだぜ」
「じゃあ私はそれでグルメ細胞を……?」
「どうだろうね?それでグルメ細胞を得た人は長い歴史の中でも数えるくらいしかいないらしいにゃん。大体は『直接注入』をする人が多いんだ」
「直接注入……ですか?」
「注射で体内に細胞を直接入れるんだ。でもこの方法はリスクも大きいし最悪死ぬから気軽には使えない方法なんだけどな」


 イッセー先輩と姉さまがグルメ細胞の取り入れ方を丁寧に教えてくれました、グルメ細胞を得るにはそのような方法があるんですね。


「私は直接細胞を入れていませんしやっぱり摂食注入ですかね?」
「でもそれだとおかしい点があるんだよ
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