東方
【加筆修正】幻想郷がソ連に蹂躙される話A
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って、共産主義に傾倒するものは多かった。
このソ連という共産主義によって栄えた大国があるのだから、無理もない。
無理もないが、妹が共産主義にここまで傾倒するとは、予想外だった。KGB長官として辣腕をふるう彼女は、過激派の元締めになってしまったのだ。
さらに、史実のスターリンやレーニンのようにレミリアへの行き過ぎた個人崇拝も加わる。
ソ連の都市には、必ずレミリア像が立っている。学校の教室には、必ずレミリアの肖像画がある。
独裁者の宿命かもしれなかった。
この過激派が、フランドール一人だったらまだよかった。
問題は、彼女以外のソ連の幹部にも過激派が多いということだ。
下僕、あの花妖怪やきゅうりマッド、バカ妖精のせいで、妹が染まってしまったのだ。と、彼女は思っているが、実際はフランの方が感染源である。
事あるごとに過激な主張をするようになったフランドールを見て、レミリアは、ひっそりと涙を流した。
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