第64話
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でメンフィル・クロスベル連合に今回の作戦で知る事ができた意外な朗報を報告できますわ♪」
一方ミハイル少佐の言葉を聞いてエレボニア帝国政府がヴァイスリッターやエル・プラドーがメンフィル・クロスベル連合側であるという情報を把握していない事実に気づいて意味ありげな笑みを浮かべたレンに問いかけられたミュゼは笑顔で答え
「さ、”作戦”ってまさか…………」
「最初から鉄道憲兵隊を嵌める為にてめぇ自らが”囮”になってこんな所にいたっていうのか!?」
ミュゼの話を聞いてある事を察したトワが不安そうな表情をしている中、アッシュは驚きの表情でミュゼに問いかけた。
「フフ、さすがに鉄道憲兵隊を狙っていた訳ではありませんが。」
アッシュの問いかけに苦笑しながら答えたミュゼが片手を空に掲げると片手から魔法陣が現れて空に向かって広がり、魔法陣からはパンダグリュエルが現れた!
「なっ――――――!?」
「あれは……ッ!」
「パ、”パンダグリュエル”……!それもいきなり現れるなんて一体どうなっているの……!?」
「ったく…………独自で行動するとか言っていたが、まさか連中に手を貸しているとか、相変わらず腹の底が読めねぇ女だぜ――――――ヴィータ!!」
パンダグリュエルの登場にミハイル少佐が絶句している中アンゼリカは真剣な表情で、トワが困惑の表情でパンダグリュエルを見つめている中、既に事情を察したクロウは疲れた表情で溜息を吐いた後真剣な表情でパンダグリュエルを見つめて声を上げると空中にクロチルダの幻影が現れた!
「魔女殿――――――ご苦労だった。」
「ふふっ、人使いが荒いわね。――――――”不撓”の少佐に関しては初めましてね。こちらはいつでも始められますが、どうされますか?」
オーレリア将軍の言葉に苦笑しながら答えたクロチルダがミハイル少佐に意味ありげな笑みを浮かべて視線を向けて声をかけるとパンダグリュエルから機甲兵達が次々と落下して着地して鉄道憲兵隊を包囲した!
「くっ……作戦は失敗!これより戦域からの撤退を開始――――――ぐあっ!?」
一方それを見たミハイル少佐は部下達に指示をしかけたが狙撃による不意打ちによる衝撃で持っていたライフルを地面に落とした。
「”狙撃”って事はまさか……!?」
「――――――動かないでください。こちらの指示もなく動けば、次は頭を撃ちます。」
ミハイル少佐が狙撃される様子を見たトワが揚陸艇へと振り向くと揚陸艇の屋根に身体を伏せて潜んでいたステラが立ち上がって姿を見せると同時にスナイパーライフルを構えてミハイル少佐達に警告した。
「フフ、それと先程仰っていた高射砲による援護は期待しない方がいいですわよ?」
「何……ッ!?」
意味ありげな笑みを浮かべて答えたミュゼの忠告にミハイル少佐が驚い
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