第64話
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こにアルフィンが放った浄化の光を敵の頭上から落とすクラフトとユリーシャの高熱の聖なる光を降り注がせる魔術によって狙撃部隊はダメージを受けると共に目が眩み、その隙にメサイアとクルトが一気に詰め寄ってそれぞれクラフトを放った。
「闇よ、切り裂け――――――斬闇!!」
「ハァァァァァァ…………そこだっ!!」
「ぎゃあああああっ!?」
「ぐああああああっ!?」
「がああああああっ!?」
メサイアの暗黒の魔力を纏った一閃、クルトの怒涛に繰り出される連続斬撃――――――レインスラッシュで全身を滅多斬りにされてそれぞれ”止め”を刺された狙撃部隊は絶命した!
「この――――――!」
「よくも仲間を――――――」
「待て、皇女殿下まで巻き込むつもりか……!?」
それを見たまだ無事な機甲兵達の一部は銃をクルト達に向け、アルフィンがいる事に気づいた為銃を降ろした機甲兵の操縦者はクルト達に銃を向けた機甲兵達に制止の声を上げるといつの間にか転位魔術によって銃を構えた機甲兵達の頭上に現れたベルフェゴールが魔術を発動した。
「業火に呑まれなさい――――――メルカーナの轟炎!!」
「「ぐぎゃあああああああああ…………ッ!?」」
ベルフェゴールが発動した上位火炎魔術を受けた銃を構えた機甲兵達は操縦席にいた操縦者は焼死し、機甲兵自身はドロドロに溶けて無残な姿になり
「枢孔――――――身妖舞!!」
「ぁ――――――」
更に別の機甲兵の背後に転位魔術で現れたアイドスは高速剣による奇襲で一瞬で機甲兵をバラバラにし、機甲兵がバラバラになる際に全身を切り裂かれた操縦者は絶命した!
「なあああああああっ!?」
「生身で機甲兵をあのような有様にするだと!?」
「し、しかもあの白い人形と金色の人形はまさか…………!?」
「バカな…………金色の騎士―――――新たなる”騎神”に結社の”神機”に加えて生身で機甲兵を撃破する程の使い手だと!?クッ…………何故情報局はあれ程の存在についての情報を我々に回さな――――――いや、まさか今までメンフィル・クロスベル連合によって意図的に秘匿されていたというのか……!?」
「おいおい…………話には聞いていたが、マジで生身で機甲兵をあんなザマにするとか化物過ぎだろ、リィンの新しい使い魔連中は……!?」
「ん…………確かにあんな”力”が”戦場”で振るわれる事になれば、相手は一方的に”蹂躙”された上で”虐殺”されるのがオチだろうね。」
驚愕の出来事の連続にまだ生き残っている機甲兵の操縦者や鉄道憲兵隊の隊員たちが驚いている中ミハイル少佐は信じられない表情で声を上げ、表情を引き攣らせて声を上げたクロウの言葉に頷いたフィーは真剣な表情でベルフェゴールとアイドスを見つめた。
「うふふ、これは良い事を聞いたわよねぇ?」
「はい♪お陰様
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