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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第二十三話
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心させるものだと思って。
そう思いながらカノンノを見ていると……
「……ぇ…っ?」
突然の事に僕はそんな言葉が出た。カノンノが不意に顔を戻したと思うと、そのまま僕の胸元に顔を埋めるように抱きついてきたからだ。
ぇ……何事っ!?
「……ッ…」
「えっと……カノンノ…泣いて…る…?まさかデコピン痛かった!?それなら今すぐ謝るけど――」
「――違うのっ!……衛司は…本当に…良い人過ぎるから……嬉しくて……私の不安だって飛ばしてくれて……」
「………カノンノ……」
「――だけど……もう少しだけ不安だから……こうしてて……」
僕から顔を隠すように埋めてそう途切れながらも言葉を繋げていくカノンノ。
そんな彼女に、僕は左手で抱きしめ返して、右手でそっと頭を撫でた。
「……僕で良ければ……」
例えなんだろうと……彼女の力になれるのなら、僕はなんだって良かった。
―――――――――――――
――――『オマケその1(その後の甲板の衛司とカノンノ)』
「……………」
「……………」
「……………//(どうしよう)」
「……………//(離れ…ずらい)」
――そのまま約数十分、彼等がこのままで居たことは、言うまでもない。
――――――――――――
――――『オマケその2(ホール側のその他、甲板への扉の隙間から)』
「――……うわー、甲板に出ずらい」
「…良い雰囲気そうねー、二人とも♪」
「…お、ぉ、おぉお嬢様ぁあぁぁぁーっ!」
「いやいやー、青春ですねー♪」
「全くね〜♪グフフフフ〜♪」
――この数十分後、甲板から戻った二人に向け彼等の視線が温かったのは言うまでもない。
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