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曇天に哭く修羅
第一部
変異する魂
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る。

形状こそ変わらないものの、色の基調は黒から紫になったことで雰囲気は一新。

ぼんやりと光を放つ。

みるみる内に作り替えられた紫闇の魔晄外装は最初からそうだったかのように馴染む。


「残念だけど【異能】は目覚めなかったね。後から使えるようになる可能性も無くはないけど。それよりも調子はどうだい?」


紫闇は体と外装に魔晄(まこう)を流して動く。


「体が軽い。まさに別人ですよ」


レイアによれば、魔晄操作の効率化と恩恵の増幅、そして身体強化が魔術師の異能とは別で、外装の[機能]として使えるそうだ。


「何か勝てそうな気がしてきました」

「いや、最高の条件が揃ってそれでも全然厳しいからね橘花君は。【魔神】じゃないのが不思議なくらいだから」


やれることは全てやった。


「外装に名前でも付けてみたら良いよ。ただの外装じゃあ味気ないし」


後は挑むのみ。

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