第一章
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いからよ」
「それで僕もなんだ」
「その日空けておきなさい」
「部活があっても?」
「じゃあ私に何があってもいいの」
真帆は岸田にまた怒った顔で言った。
「襲われたりしたら」
「大阪そこまで治安悪くないよ、むしろね」
岸田は大阪によく行く、そのことから彼女に話した。
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