暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep19私だって負けてらんない〜to recieve training 2〜
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えよう」

んで、着替えを終えて、ドレッサーの前で髪や服装に乱れが無いかを確認してから「お待たせ〜」ルシル達の待つリビングへ戻る。そして私と同じ陸士隊制服に着替えたルシルと一緒に、トランスポートのあるエイミィの部屋へ。

「毎回思うけど、エイミィも年頃の女の子なのに部屋が酷い」

エイミィの部屋は機材に溢れていて、女の子の私室って言うより機関室。

「こちらフェイト。エイミィ、みんな準備万端だよ」

『りょーかーい! 今からアースラに転送するから、3人ずつトランスポートに入ってね』

フェイトがアースラに居るエイミィに通信を繋げて、まずはやてとシャマルとザフィーラが転送されて、次に「ほら、ルシル、フェイト、アルフ」を先に入れる。ルシル達が転送された後、最後に「なのは!」の手を取って、トランスポートに入る。

『じゃあ、なのはちゃん、シャルちゃん。ちょっとジッとしててね』

「はい!」「ん!」

私たちもアースラのトランスポートへと転送される。着いたそこにはモニター越しのリンディ提督とエイミィ、それにクロノが待っていてくれて、「お疲れ様」って労いの言葉を掛けてくれた。

「君たちを迎えに来ている研修先の方々を待たせるわけにもいかないからな。挨拶もそこそこに本局へと転送する」

『なのはさんは戦技教導隊、シャルロッテさんとルシリオン君はミッド地上本部、はやてさん達は今日は・・・ある執務官の下で特別捜査官としての研修ね』

「フェイトとアルフは、このままアースラに残って、僕の補佐をしてもらう」

今日明日の予定を確認して、フェイトとアルフが「じゃあみんな。私とアルフはここで」ってクロノの隣に並んだ。私となのはとはやては「うん。また月曜日に」フェイト達に小さく手を振る。

「ルシル・・・あの・・・」

「また連絡するよ、フェイト」

「っ! うんっ、うんっ! 待ってる!」

満面の笑顔を浮かべるフェイトに、ルシルも笑顔を返した。2人の間に流れるほんわか空気を邪魔するのは気が引ける、って顔をしてるクロノが咳払いを1回して、「さて、そろそろ出立だ。エイミィ」ってモニターのエイミィを呼んだ。

『はーい! それじゃみんな、そのままでね』

本局のトランスポートホールへの転送が始まる中、リンディ提督たちが「いってらっしゃい」見送りの挨拶をしてくれて、私たちも「いってきます!」手を振って、転送の光に飲まれた。

「よーし、本局に到着ぅ〜!」

「ハッ! この気配は・・・彼女か!」

ホールに着いた途端にルシルがグッと腰を落として周囲をキョロキョロ。この反応、そして“彼女”っていう言葉。私たちはすぐに誰のことかを察した。

「ル〜シル〜!」

フェードインしてくる足音と声。そしてルシ
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