暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep19私だって負けてらんない〜to recieve training 2〜
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なのはは、私にとって初めての友達だ。生前では友達なんていなくて、みんな同僚って関係だった。“テスタメント”になってからも、友達なんてものを作れるような契約を受けたこともなかった。だから、なのはのことが本当に大事なのだ。
「でもちょっと悲しいです。フライハイトちゃん、なのはちゃんにはハグするのに、うちのはやてちゃんにはしてくれないから」
「そうやな〜。ちょう寂しいな〜」
「〜〜〜〜っ! はやてとシャマルも大好きぃぃ〜〜〜!」
シャマルとはやての言葉に私はハッとして、なのはから離れて2人をハグ。最初にはやてをぎゅうってすると、「わたしも好きやよ〜♪」はやてもぎゅうってしてくれた。そして次はシャマルに抱きつく。
「私も好きですよ、フライハイトちゃん」
「ふあ〜。なのはにもはやてにも無い、大人の女性特有の柔らかさと良い香りが〜」
「あらあら」
シャマルのおっぱいに顔を埋める。これまたほとんど経験したことのないこと。シャマルが私の頭を優しく撫でてくれたから、生前では死ぬまで手に入れられず、今回の契約では桃子母さんから感じた母性を、シャマルからも薄っすら感じた。
「ふふ、お母さんみたい」
「・・・フライハイトちゃん。私、一応これでも22歳設定なんだけど? フライハイトちゃんみたいな大きな子供のお母さんはちょっと・・・ね」
「あ、そうだったんだ。んー、確かに22歳で10歳の子供はないか〜。じゃあお姉さんって感じか」
シャマルの温もりや香りから自分から離れるのはちょっと名残惜しいけど、フェイトやクロノ達を待たせるわけにもいかないから「それじゃ行こうか」マンションに入って、ハラオウン邸のある階までエレベーターで上がる。そしてドアの前でルシルがドアホンを鳴らした。
『あ、おはよう、みんな! どうぞ入って!』
「「「おはよう!」」」
「おはよう、フェイト」
「おはよう、テスタロ――じゃない、フェイトちゃん」
屋外子機から聞こえたフェイトからの入室許可に、私は玄関のドアノブを回してドアを開ける。玄関ではフェイトとアルフが待っていてくれて、「いらっしゃい!」って出迎えてくれた。私たちは「お邪魔します」靴を脱いでスリッパに履き替える。
「シャマル。いい加減、その言い直しを改めろ、失礼だぞ」
「あぅ〜。そうよねザフィーラ。ごめんね、フェイトちゃん」
「あ、いいえ。私がハラオウン家の養子になったのもつい最近ですし、これまでずっとテスタロッサって呼んでくれてたのでしょうがないかと・・・」
「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン。あながちテスタロッサ呼びでもいいんだけどさ。やっぱ名前で呼んでほしいよな〜」
アルフがそう言った。この前のお花見で、フェイトは予てからリン
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