閑話@キャロル
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、彼が懸命に生きる、この世界を崩壊させる事を。
彼女は強情なので、絶対に感謝を素直に口には出さないが。
そして、彼女に人間性が戻ってきたということは、彼女が復讐一筋ではなくなったという事で…………
「セージ、命令だ、風呂で背中を流せ」
「…………あのー、従者の皆は…………」
「適当な指示を出してある、明日まで来れん!」
その返答に、誠治郎は頭を抱えた。
「それ、俺明日怒られる奴じゃん!ヤダー!」
頭を抱えて嘆く誠治郎を、どんな力か、シャツを掴んだまま、ズルズルと引きずっていく、キャロル。
「ふん、俺様の湯あみと伽を手伝えるのだ、当然の対価だろ、ほら行くぞ!」
「ちょっ!?ぬあー!」
キャロルと彼の関係は、そんな感じであった。
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