第六章
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やるということでしょうか」
「そうかもな、そうした風も思うな」
「日本人について」
「だがその勤勉さが今の日本に至ることはな」
そのことはというのだ。
「僕は今回の観光でもわかった」
「そしてドイツに戻ってもですね」
「どんな時も、遊ぶ時でも全力で出来ることを全てして動き回る」
「勤勉にそうする人達だからこそ」
「しかも少食でもそう出来るからな」
「日本の今がありますね」
「ああ、凄い人達だよ」
クライストは最後は微笑んで言った、そのうえで自分が勤務している駅でも熱心に動き回る日本人達を見ていた。常に全力の彼等を。
イタリアで出会った日本人達 完
2020・1・22
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