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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第63話 姉妹の再会!黒歌の過去と向かうは再生の国ライフ!!
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「でも結局その計画は実行する前にグルメ界に来ちゃったから失敗したにゃん……グルメ界に来た私は節乃さんに拾われるまで何回も死のうと思った、でも怖くてできなかった」
「クロは今ではあたしゃに懐いてくれているが最初の頃は警戒してご飯も食べようとしなかったんじゃ」
「あの頃は本当に節乃さんに迷惑をかけたにゃん……」


 彼女は俺と殆ど同じような境遇じゃないか、とても他人事には思えないぜ。


(大切な者を失って一人で見知らぬ世界に飛ばされる……何も信じられない、信じたくないと思う日々……俺はその苦しみを知っている……)


 両親を失い異世界に一人できてしまった俺も少しは彼女の気持ちが理解できる。


「でも節乃さんはそんな私を見捨てなかった。何度も私に話しかけてくれてそれでいて適切な距離を取ってくれた、あの時の私にとって何よりもありがたい行動だったにゃ。それから暫くして漸く節乃さんを信頼できるようになった私は節乃さんと楽しい生活を送っていたの。節乃さんは私にとって恩人なの、私にもう一度白音以外を信じようって思わせてくれた大切な人なんだ……」


 黒歌は節乃お婆ちゃんを見て心から嬉しそうに笑った。その笑みはとても眩しくてそれが彼女の本心なんだと見て分かるくらいだ。


「でも結局私は何も変わっていなかった。節乃さんに頼ればよかったのに変に頼ったら節乃さんに嫌われてしまうって思いこんでいたんだにゃ。誰かに頼るなんて駄目、迷惑をかけちゃう、だから自分でどうにかしないとって言い聞かせるように……」
「黒歌さん……」
「でもその結果がコレにゃ。結局私は自分が可愛いだけだった、そのせいで白音を悲しませてしまったにゃ……」


 黒歌の話を聞いて俺達は何とも言えなくなってしまった。確かに黒歌が意地を張らなければもっとスムーズに物事が解決していたかもしれない、だが彼女の送ってきた人生はそんな当たり前のことをできなくなってしまうほど辛いものだった。


「……クロ、あたしゃもクロに謝らなければいけないことがあるんじゃ」
「節乃さん?」


 重い空気の中、節乃お婆ちゃんが謝らなければいけないことがあると黒歌に話し出した。


「あたしゃはクロがこの世界の存在ではないと薄々感づいておったんじゃ。最初は妖食界の住民かと思ったがブランチはそんな妖怪は知らんと言っておってな、以前イチちゃんの話で異世界があると聞いた時もしやと思ったんじゃ」
「イッセー、ブランチとは誰だ?」
「それに妖食界ってなんなの?話を聞く限り妖怪の国っぽい感じだけど」
「それで正解だ。妖食界はグルメ界にある妖怪達の集落でブランチはそこの出身の妖怪だ。世界的にも有名な料理人でもあるんだ」
「グルメ界にも妖怪さん達がいたんですね、ビックリしち
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