暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第63話 姉妹の再会!黒歌の過去と向かうは再生の国ライフ!!
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がら路地裏をうろついていたにゃ。でも怪我や疲労、空腹で限界だった私は節乃さんのお店の前で倒れちゃったんだにゃ」
「そこをあたしゃが通りかかってクロを保護したんじゃよ」
「そうだったのか……」
そして黒歌はお婆ちゃんに拾われて今に至るって訳か。
「クロはとても優秀な子でね、あたしゃの調理の工程を見ただけで食材の正しい調理の仕方を覚えてしまうくらい呑み込みが早かったんじゃ。その才能に惚れ込んだあたしゃはクロをスタッフとして雇ったという訳じゃよ」
「お婆ちゃんがベタ褒めするって事は相当な才能を持っているんだな……じゃあランキングも高いんじゃないのか?」
「クロは目立つのを避けておったからランキングには入っておらんよ」
そうか、ランキングには入っていないのか。まあ仮に入っていたら俺も知っていたはずだしな。
「でも黒歌さんはどうして節乃さんを頼らなかったの?そうすればイッセー君にまで話が言って直ぐに小猫ちゃんに会えたかもしれないじゃない」
「そうだな。節乃さんが只者ではないというのは少し実力を持っていれば直ぐに分かる。でも節乃さんはエースの事も知らなかったようだが何も話さなかったのか?」
「そ、それは……」
イリナとゼノヴィアの問いに黒歌が言葉を詰まらせた。
(確かにそれは俺も思ったんだ。お婆ちゃんは実力もそうだが人脈も凄まじい、もしお婆ちゃんが黒歌の事情を知っていれば親父まで話がいっていたはずだ)
一緒に暮らしていれば節乃お婆ちゃんが只者でないと分かるだろう。
「黒歌はお婆ちゃんが有名人だって知っているのか?」
「う、うん……知ってるよ。町を歩けば至る所に節乃さんの人形があるしちょっと調べただけでも凄い情報が出てきたにゃん」
知っていたなら猶更頼ってもよかったんじゃないのか?それとも頼れなかった理由でもあるのか?
「ねえ黒歌、一ついいかしら?」
「……何かにゃ?」
「小猫を保護してもらう際お兄様は貴方の保護は申し出なかったの?顔は割れていたとはいえ魔王であるお兄様ならある程度は何とか出来たんじゃないのかしら?」
「でも犯罪者にされた黒歌を庇ったら魔王とはいえ立場が危なくなるのではないんですか?」
「普通はそうね、でもお兄様は悪魔の中でも特にお人好しな方なの。例え自分に不利益になるとしてもお兄様なら助けようとすると思うの」
リアスさんはサーゼクス・ルシファーなら絶対に助けようとしたと断言した。余程お兄さんの事を信頼しているんだな、その目には迷いを感じない。
「……」
「姉さま……?どうしたんですか?」
黒歌はとても辛そうな表情をしていた、それはまるで刑事ドラマなどで話したくないと沈黙する犯人のように口を
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