暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第63話 姉妹の再会!黒歌の過去と向かうは再生の国ライフ!!
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。リアスさんは小猫ちゃんによく似た猫耳が気になってはいたみたいだけど会ったことが無かったので結局は気が付けなかったか。
「白音をグレモリー家に預けてからより一層追手の数が増えたにゃ。それでも何とか頑張って逃げていたんだけど遂に追い詰められてしまったんだにゃ。でもそんな時にこの子が現れたのにゃ……にゃ!?」
その時だった、黒歌の胸の谷間から何かが勢いよく飛び出して俺の顔に引っ付いてきたんだ。息が出来ねぇ……
「に、虹色のカブトムシ……?」
小猫ちゃんの驚いた声が聞こえた。どうやら俺の顔に引っ付いているのは虹色のカブトムシらしい……ん?虹色だって?
「駄目だよエース!こっちに戻ってきなさい!」
黒歌がそう言うとカブトムシは直ぐに俺から離れた。でも黒歌の所には向かわずに俺の肩に止まった。
「な、なんだ?人懐っこい奴だな……」
「驚いたにゃ。エースは凄く人見知りで節乃さんにすら姿を見せたことがないのに…」
「エースっていうのか?可愛いじゃないか」
俺は肩に止まっているカブトムシ……エースを指で撫でる。しかし見れば見る程こいつは……
「シュウとマイとよく似た光を出しているな……」
そう、異次元七色蝶のシュウとマイによく似た光を出しているんだ。
「師匠、もしかしてその子も……」
「ああ、異次元七色蝶……いや異次元七色昆虫というべきか、それと同じかもしれないな」
虹色に発行する生物は結構いるが黒歌をグルメ界に連れてきたのがコイツならシュウとマイと同じ力を持っているのかもしれないな。
しかし蝶だけでなくカブトムシもいたのか、これは他にも種類がいるかもしれないな。帰ったら親父に報告するか。
「黒歌はエースに連れられてグルメ界に来たのか?」
「そうにゃ、追手に捕まって殺される寸前にエースがきて私の頭に乗ったんだにゃ。そうしたらまばゆい光に包まれて気が付いたらグルメタウンの路地裏に倒れていたんだにゃ」
「ふむ。しかしその時エースはいたんだろう?もう一度元の世界に戻してもらえばよかったんじゃないか?」
ゼノヴィアはエースにもう一度元の世界に連れて行ってもらえばよかったんじゃないかと言うが黒歌は首を横に振った。
「それは私も考えたにゃ。でもエースは私を元の世界に連れて行ってはくれなかったにゃ」
「エースは一匹しかいないのか?」
「えっ?う、うん。そうだよ」
ということはシュウとマイとは違う生態なのかもしれないな。それ故にワープするのにも条件があるのかもしれない、どちらにせよ今の俺達では何も分からないので後々親父に報告しておかないといけないな。
「帰れないと知った私は絶望しな
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