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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第63話 姉妹の再会!黒歌の過去と向かうは再生の国ライフ!!
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」
「部長!目を覚ましたんですね!」
気を失っていたリアスさんもアーシアの力で目を覚ましたようだ。
「リアスさん、その……」
「祐斗と朱乃の事は節乃さんから聞いているわ」
「すみません、俺のせいで……」
「貴方のせいじゃないわ、あの子達を守れなかった王である私の責任よ。本当に自分の力の無さに苛立ちを隠せないわ……」
リアスさんは悔しそうに手を握って震えている。王として眷属を守れなかったことがかなり答えているみたいだな……
「祐斗と朱乃さんはどんな状況ですか?」
「アーシアに回復の力を使って貰ったんだけど祐斗と朱乃はダメージが大きすぎて目を覚まさなかったわ……」
「そうですか……」
やはり二人を救うにはグルメ細胞を使うしか方法はないのか。
「リアスさん、祐斗と朱乃さんは必ず目を覚まします。だからあまり背負い込まないでください」
「ありがとう、イッセー。大丈夫、私は諦めないから……この子達を叱るためにも絶対に助けて見せるわ」
リアスさんはそう言って笑みを浮かべた。この人も精神的に強くなったな、なら俺も気合を入れていかないとな。
「イッセー、アンタも無事だった……って指が無いじゃない!?大丈夫なの?」
「こんなもので済んで寧ろ運がいいくらいだ。お前も大丈夫か、ティナ?」
「私は平気よ。でも祐斗君や朱乃ちゃんは……」
「俺が必ず助けるさ。大事な仲間だからな」
ティナが俺や祐斗達を気遣ってくれたがその表情には不安が浮かんでいた。特に祐斗は割とティナと仲がいいから心配なのだろう。そんな彼女に俺は必ず助けると約束する。
「そういえばお婆ちゃんの助手の人はいないのか?その人にもお礼を言っておきたいんだけど姿が見えないな」
「ああクロさんの事?彼女は他に生存者がいないか確認してくるって外に向かったわよ」
「女の人なのか?」
「うん。黒髪の凄い美人だったわよ」
お婆ちゃんが唯一人雇ったという謎の人物、俺も会ったことはないがどうやら女性らしい。今は外の様子を見に行っているみたいだからお礼は後で言うことにしよう。
「ただいまにゃ〜」
すると下から女性の声が聞こえてきた、恐らくこの声がお婆ちゃんの言っていた助手の人だろう。噂をすれば影、まさにグッドタイミングって奴だな。
「お婆ちゃんの店に一人だけいるスタッフか。一体どんな人なんだろうな、小猫ちゃん……小猫ちゃん?」
俺は隣にいた小猫ちゃんにスタッフの人について話しを振ったが反応がなかった。
「嘘、そんなはずは……」
「小猫ちゃん、一体どうしたんだ?」
「はぁぁ……疲れたにゃ〜」
「クロ、御帰り。どうじゃった?」
「ただいま、節
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