暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第63話 姉妹の再会!黒歌の過去と向かうは再生の国ライフ!!
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「イリナさん!イッセー先輩を返してください!」
「イヤだよ!気が付いたらイッセー君とイチャイチャしちゃって!貴方は久しぶりに会えたお姉さんと話してなさいよ!」
「姉さまもイッセー先輩のファンなんですから先輩が一緒の方が良いにきまってますよ。姉さまもそう思いますよね?」
「私も白音と一緒にイッセーとお喋りしたいにゃー」


 小猫ちゃんとイリナが俺を取り合って喧嘩し始めた。


「猶更駄目よ!これ以上ライバルが増えるなんてウンザリだわ!そもそも小猫ちゃんは良いの?この人イッセー君のファンなんて言っておきながら発情しちゃってるじゃない!こんなの異性として好意を持っていると解釈出来る事よ、貴方なら直ぐに気が付くでしょう?」
「まあ気が付きましたが私は姉さまと一緒なら寧ろウェルカムです。ライバルも増えてきましたしここいらで味方でも増やそうかと思いまして……せ、先輩が望むなら姉妹丼だってしちゃいます……ポッ?」
「白音と一緒にイッセーと……?にゃん、それはちょっと早いにゃん。まずはデートからしてお互いを知り合いたいにゃん……」
「見た目はスタイル抜群のお姉さんキャラしておきながらそんな顔を真っ赤にして乙女チックな反応を見せるなんて反則よ!貴方は危険!危険だわ!」


 俺を絶対に離さないぞと言わんばかりに俺を抱き寄せる力を強めてきた。


「イリナ、いい加減にしろ」


 そうこうしているとゼノヴィアが俺を助けてくれた。


「ゼノヴィア……」
「イッセーが苦しんでいるじゃないか、喧嘩するのもいいが程々にしておくんだ」
「……」
「どうしたんだ?」
「何でゼノヴィアがイッセー君におっぱい押し付けているのよ」
「んなっ!?」


 何故か俺はゼノヴィアにまで顔を胸を押し付けられている状態になっていた。
 

「ゼノヴィア!まさか貴方まで……!」
「こ、これは違うぞイリナ!これは日本でいう『お約束』というモノだ!私だけしないのは空気が読めない奴と思われるかもしれないからそのノリでやっただけだ!」
「そんな芸人みたいなノリはしなくていいの!大体ノリでやった割にはえらく嬉しそうじゃないかしら?」
「ふえっ!?そ、そんな事は……」
「あるじゃないの!顔真っ赤じゃないの!長年コンビを組んできたけどそんな乙女な顔初めて見たわよ!」


 結局俺はリアスさんに助けてもらった。何でか説教をされたけど……


「イッセー、お前さんの傷も指以外は完治したようじゃな」
「お婆ちゃんと黒歌の料理のお蔭さ。まあ左腕の指は消し飛んだから再生は出来ないんだけどな」


 如何にグルメ細胞とはいえ失った部分は治せない。俺が腕をジッと見ていると節乃お婆ちゃんが声をかけてきた。


「イッセー
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