暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第63話 姉妹の再会!黒歌の過去と向かうは再生の国ライフ!!
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がどう……」
「キャ―――――!ナマの美食屋イッセーにゃ――――――!」
黒歌は嬉しそうに叫ぶとガバっと俺を抱き寄せた。む、胸に顔が埋まって息が出来ない……!
「ね、姉さま!何をしているんですか!」
怒った小猫ちゃんは仙術で体を成長させると黒歌から俺を引きはがしてくれた。でも今度は小猫ちゃんが成長した胸に俺の顔を押し付けてくる。だから息が出来ないんだってば……!
「大丈夫ですか、イッセー先輩?もう大丈夫ですよ」
(いや現在進行形でヤバイです……)
ギュっと俺の頭を抱きしめて撫でている小猫ちゃん、でも君の成長した胸で窒息死しそうですので離してください……もがもが……
「にゃはは……ごめんね。憧れの存在が目の前にいたからつい嬉しくなって……」
「姉さまはイッセー先輩のファンなんですか?」
「うん。直接会ったのは今日が初めてなんだけど前に偶然狩りをしていたイッセーを見かけたんだにゃ。あの時の血まみれになって戦うイッセーの逞しい肉体を見ていたら恥ずかしながら発情しちゃって……それからファンになっちゃったんだにゃ」
「その気持ちは私も分かります。私も偶にイッセー先輩の事を想って一人で……」
「小猫、そこまでにしておきなさい。それ以上は不味いわ」
黒歌が俺のファンだとは知らなかったな。後変な事を言おうとした小猫ちゃんをリアスさんが止めてくれた、ついでに俺の事も助けてほしかったけど。
「ぐむむ……」
「あんっ……そんなに顔を動かしたらくすぐったいですよ、先輩?」
小猫ちゃんは嬉しそうに俺の頭を抱きしめるがマジで苦しいんだよな……でも男の性なのか今の状況は非常に嬉しい、死ぬならここで死にたいぜ。
『バカな事を言ってるんじゃない……はぁ、最近のお前は色欲にだらしなくなってきたな。以前の食欲全開のお前を知っている俺からすれば信じられない光景だ』
(俺も男だからしょうがないんだって)
『まあお前も健全な男だったという訳か。というかお前なら軽く脱出できるだろう?』
(力づくで逃げようとしたら小猫ちゃんに怪我させそうだし……)
『力を得すぎるというのも考え物だな』
脳内でドライグと話しているとイリナが怒った表情でこちらにやってきた。
「小猫ちゃん!イッセー君が苦しそうでしょう!早くイッセー君を離してよ!」
「あっ……」
そして小猫ちゃんから俺を引きはがしてくれた。助かったぜ、イリナにはお礼を言わないとな。
「イッセー君、あんな子よりも私のおっぱいの方が大きいよ?」
(お前もかよ!)
今度はイリナの胸に押しつぶされる。いやマジで死ぬぞ、コレ。トミーロッド戦ですら流れなかった走馬灯が見えてきたぞ。
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