暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
EPISODE23『英雄の凱旋』
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いに来ました!」
雅は軽い自己紹介をし、クリス達と脱出する。すると、海上にはレイアと同型の巨大なヒトガタ、レイアの妹が雄叫びを上げていた。
「おい、まじかよ…」
クリスは唖然とする。しかし、
「一気に行きますよ、クリスさん!」
【CHANGE RIDE-OOO DRIVER-】
雅はディロードライバーをオーズドライバーに変え、オーズ タジャドルコンボに変身すると、赤いコアメダルを3枚セットして空を飛ぶ。
「お、おう!」
クリスは巨大なミサイルに2機セットする。
〔ギガスキャン!〕
オーズはタジャスピナーのメダルをスキャンし、必殺技のマグナブレイズを放ち、クリスはオーズによってレイアの妹に作られた風穴に巨大なミサイル、MEGA DETH FUGAを放ってレイアの妹を撃破。これによって、全てのオートスコアラーは撃破される。
「今まで、敵の振りをして、済みませんでした!こうでもしないと、皆さんがイグナイトモジュールを使える未来が確定しなかったので!」
雅はクリス達に事情を話す。
「何がなんだか解らねえけど、とにかく本部に来てもらうぞ。」
クリスに言われた雅は、装者達に連れられてS.O.N.G.の司令室に入る。
「お前は!?」
翼は警戒する。
「風鳴司令、この度は貴方が抱えている優秀な戦士達に危害を加え、事件の進行を進めたこと、ここでお詫び申し上げます。」
雅は深々と礼をする。
「それで、君は一体何者なんだ?」
弦十郎は質問する。
「僕は凪風雅。世界の歴史を護る為に戦う、仮面ライダーディロードです。」
「仮面ライダー?」
雅の言葉を聞き、一同は困惑する。
「それで、世界の歴史というのは、一体なんだ?」
「僕の世界は、今は本来あるべき歴史から外れた世界を観測し、それを元に戻す使命があります。この世界は、皆さんがイグナイトモジュールを使えないと、この世界は未来が紡がれることが無く崩壊してしまいます。その為にも、僕が一芝居打つことにしましたが、これでこの世界は正しく進む準備ができました。」
「だからか。初めて私と会った時に、逃げるように言っていたのは。」
クリスは納得する。
「じゃあ、あの時に私達に言った言葉は…」
「私達に大切なものを気づかせる為だったんデスね!」
調と切歌も納得する。
「雅、あの歌の真意はそういうことだったのか…」
翼も納得する。
「ちょっと、私だけ仲間外れ!?」
マリアはショックを受ける。その時、司令室に俯いた響が入ってくる。
「ッ!あなたは!?」
響はペンダントを取り出す。
「響君、彼は敵ではない。それよりも、大丈夫か?」
弦十郎は響の表情を見て心配する。
「えっと…」
響は言葉に詰まる。話は、少し遡る。
クリス達がレイア達と交戦している頃、響は失踪していた父親、
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