TURN30 左遷その五
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フカスを狙います」
「ソビエトは広いから」
多くの星域を持っている。ソビエトは最も多くの星域を持っている国家でもあるのだ。
「レーティアは短期決戦を挑むつもりよ」
「即座にモスクワを攻略するのですね」
マンシュタインがグレシアに具体的な作戦を尋ねた。
「ドクツから全軍で攻め込み」
「そうなるわね。総司令官は貴方で」
他ならぬだ。マンシュタインがそれを務めるというのだ。
「トリスティン提督にベートーベン提督」
「そして親衛隊ですね」
「後か祖国君達、残っている国家全てでね」
攻めると言うのだった。そしてだった。
グレシアはあらためて二人の元帥に告げたのだった。
「ではそういうことでね」
「はい、バルバロッサやスエズの準備と共に」
「親衛隊長の処遇もその様に」
「進めるわよ」
こう言ってだ。そのうえでだった。
グレシアからレーティアに話した。このことを。
「どうかしら。それで」
「ヒムラーを北欧に向かわせるのか」
「親衛隊の主力もね」
「バルバロッサ作戦開始までには時間がある」
まずはこのことから言うレーティアだった。
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