051話 文化祭編・開催1日目(01) 気合の入った告白阻止前線
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あれが本物の執事かー…」とか感嘆の声を出されていたが軽く受け流す。一々受け応えしていくとやっていられなくなるから。
何名かのクラスメイトの出し物にも寄り、現在は四葉のお料理研究会で間食をしながら休憩中である。ううむ、やはりこれはうまいな。
…しかし時間的にシフトの時間ももうすぐだからそろそろ引き上げか。
「そういえば士郎。お前は武道大会には出ないのか?」
「ああ、ネギ君達が出るといっていた奴か。俺は特に興味は持たなかったな。力は見せびらすものではないからな」
「そうか。お前らしいといえばそれでおしまいなのだがな…それよりその武道大会なにやら超の奴が面白そうなことをしようとしているらしいが…」
「…なに?」
ガンドルフィーニ先生に聞いた話だが先日に破壊した機械を操っていたのは超達だと聞く。
注意だけはしておいてくれと言われているから見に行かないわけにはいかないな。
「ふむ、では様子見だけでもしてみるか。場所は知っているのか?」
「午後の六時から龍宮神社で行うらしいぞ。お前も気が変わったらなら出てみるがいい」
「本当にもしも、だな」
エヴァはそういって俺とは「予定の時間だな」と言いその場では別れた。
そして俺は執事服ではさすがにまずいと思い、いつもどおりの黒いシャツとパンツに着替えて告白生徒の見回りに出ることになった。
◆◇―――――――――◇◆
担当場所に合流したのはランサーに小太郎である。
俺のポジションは告白しそうなものをこの鷹の目で発見しだい近くの関係者に発見・報告…及び殺傷性のない睡眠作用の入った針を何本も投影して鉄甲作用で飛ばして昏睡させるというもの。
距離があるならば弓を使っても大丈夫だということ。ただし当然矢の先は丸くして傷つけないことが前提だ。
それをあらかじめ二人に伝えた後、
「はー…お前さんにしてはなかなかできた方法じゃねぇか」
「さすが士郎の兄ちゃんやな! 俺が出来ることって言えばお札使うか狗神使って気を紛らわすくらいやで」
「それでも十分ではないか? そもそも俺達前線向けの者達はそういった類のものは大抵少ないからなんとかなるだろう。ところで一応聞いておくが…ランサーはどうするんだ?」
「俺か? まぁ…なんだ? ルーン魔術も使えばどうにかなるだろうがそれ以外はすべてにおいて戦闘面に傾いちまってるから役にはたたねーな。だからここにいねぇマスターか嬢ちゃん達に混じって指示を仰ぐことにするわ」
「そうか。では無線機と告白探知機を持っていることを確認してから各自回ってくれ」
「おうよ」
「了解や!」
それから午後は告白者が出ないために各自散開した。
それで俺は高い場所から目を強化させ担当区域を高い位置から目視。
途端、凄い数の告白しそうなものが浮上して
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