4話小日向未来@後編
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「んくっ…………んくっ、んーーーー!」
再びホテルの一室に、未来の矯声が上がる。
未来の要望(?)に応え、彼女の顔が見えるようにした形でのセックス。
キスをしながらの彼女上位の騎乗位で、誠治郎と未来の身体は又、繋がっていた。
ずちゅずちゅと、イヤらしい音がベットの上で木霊する。
軽い未来の身体が、毬のように跳ね。
タイミングを合わせて、誠治郎はペニスで、既に受け入れ体制を整えている子宮をノックする。
対する未来の身体は、艶めいた白肌を傍目からみても明らかに紅潮させながら、焦点の合ってない目で応えていた。
そう、既に未来の意識は、快楽により数回達している。
勿論、最初は頑張って意識を取り戻していた。
しかし、昇った意識が、通常に戻る度に。
誠治郎のペニスが、底なし沼のような快楽の渦に、未来の意識を叩き落としていく。
心も、体も。
未来の蜜壺は絶え間無く与えられる快楽に対して愛液を溢れんばかりに溢し、誠治郎のペニスを締めつけ、快楽を信号にして未来の脳髄に稲妻にも似た刺激を与え続ける。
その中で、更に互いの汗で艶を増した艶やかな裸体に伸ばされる誠治郎のイヤらしい手。
誠治郎がその魅力に耐えきれず、揉みしだいている未来の乳房や躍動する丸尻から与えられる快感が、絶え間無く意識を高頂させる。
結論として、誠治郎により既に未来の意識は快楽一色に染められていた。
だが、未来のヌードを満足げに眺める誠治郎とは対照的に、なぜ未来だけ、意識を飛ばすほど余裕がないのだろうか。
その一番の理由は、誠治郎にあった。
彼は完全に忘れているが、彼は今、自身の料理により、彼女に触れる度に快楽を与えられる状態なのだ。
そんな状態で、彼女に対して、誠治郎が行ったのは…………
割りと容赦のない、セックスにクンニ、さらには2回戦。
未来は色々な意味で限界であった。
(もう…………もうらめ…………)
彼女の脳は、多方向からくる快楽の波に完全に飲まれていた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ほら、良かったらこれ飲んで!グレープフルーツ味で美味しいから」
「あ…………ありがとう、誠治郎さん…………」
彼女を後ろから犯した誠治郎が、彼女に水分補給と飲み物を渡したのは良い。
彼女もそれで火照った身体に十分に水分を補給できたのだから。
だが、その後がいけなかった。
「じゃあ、未来の好きな形でするね?」
「えっ?…………んむ!?」
疑問符を浮かべたのも、つかの間。
突然抱き上げられ、浮遊感に見舞われる未来の身体。
そして、即座に唇を奪われた未来は、ふっと浮遊感に襲われた。
そのまま、ふわりと彼女の身
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