042話 タカミチの相談。士郎、ウェールズへ
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んですか…とりあえず物騒なものなのでエヴァの家から搬送できる魔法陣を再度作ってくれませんか? エヴァにもそのことは話しておきますので…その時はいつも以上に血を吸われそうですが」
そこで男三人苦笑いを浮かべることしか出来ないでいた。
だが他にもタカミチから話があるらしい。
「なぁ、士郎。そろそろいい頃合だと思うんだけどいいかな? 君の新しい技法も完成しつつあるんだろう?」
「ええ、まぁ…」
「それでものは相談なんだけど一度魔法世界にいってみないかい? 君を紹介したいんだよ」
「魔法世界ですか…その予定はいつごろ?」
「実は急なんだけど今日の夜中の便に学園長にも話を通しておいて行って往復で五日で帰ってこれるよ。士郎の作ったものの搬送もこめて学園祭の準備開始の前には帰ってきておきたいからね」
「そうですか、わかりました。あ、それと半日だけネギ君の故郷に寄っていっても構いませんか?」
「ん? どうしてだい?」
「実はネギ君の過去を見せてもらいまして一度石化された人達を見ておきたいんですよ」
「「!?」」
その言葉に二人は驚愕の表情をした。
だがすぐに体裁を建て直し真剣な顔つきになった。
「それは、どうしてだい?」
「一度、試してみたいんですよ…成功するかは定かではありませんがもしかしたら俺の力なら助けられるかもしれないから…」
「どんな治癒術師でも治すことができない彼らを…かい?」
「ええ。エヴァにも条件付きで今は使いませんが、その条件ですが今もなお行方不明のナギさんが見つからなかったり、ネギ君でも無理だと判断した場合…俺はエヴァの呪いを解いてあげたいと思っていますから」
「登校地獄をかの!? しかし、どうやって…そのような宝具も持っておるのかの!?」
「ええ。――投影開始。是、破戒すべき全ての符」
今まで話していなかったがもういいだろう。これは一種の賭けだ。
「この歪な短剣は神代の裏切りの魔女、コルキスの皇女メディアを象徴するもの。効果はあちらではすべての魔術それらを完全に否定して破戒しリセットする宝具です。
これで一度ネギ君の腕だけですが石化の魔法も解いた事がありますからこちらの魔法にも適用されることが実証された以上、もしかしたら悪魔が使った石化の効果も解けるかもしれません…これはもう一種の賭けです。俺の魔力でどこまで解呪できるかの…」
「士郎君…ぜひ、お願いしてもらっても構わんかの…! あちらのメルディアナの校長、ネギ君の祖父に当たる人物なんじゃ。そのことを伝えときたい…」
「僕からも頼むよ。それが本物ならこれほど嬉しい事はない…」
「任せてください…!」
その後、寮に戻って姉さんにそのことを伝えたらひどく怒られたがでも最後に「
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