『正体』
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何に怯え、何に溺れ、何と闘ってたんだろう。
常に感じてた此の深い黒の正体は何だろう。
不器用だとかって次元じゃないことは解ってる。
でも演じるしかなかった。
深く頷き、手を伸ばさなくても常に差し出してくれてる手が在った。
黙って解ってくれる人が1人居れば其れで立っていられた。
たとえ波に拐われそうでも捕まえてくれていた。
後ろ指ささない人は居ない。
そんな生き方をしてきた。
幼かった、仕方無かった、そんな言い訳はしない。
黒の正体は異常な僕自身だったのだろうか。
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