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ヘタリア大帝国
TURN29 開戦前夜その四
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い、今日は法学でしたね」
「ちゃんと予習復習はしてるよな」
「私なりに」
 そうしているとだ。シャルロットは微笑んで答える。
「努力しているつもりです」
「ならいいがな。じゃあな」
「はい、今からお願いします」
「それじゃあな」
 こう話してだ。フランスはシャルロットと共に彼女の部屋に入る。だが。
 ここで軍人達がだ。こう自分達の祖国に言ってきた。
「ところで祖国殿」
「一つお話したいことがあるのですが」
「んっ、何だよ」
「はい、どうも近頃です」
「原住民の者達が」
「何だよ、パルコ族がどうかしたのかよ」
 フランスは彼等の言葉から政治、しかも厄介なものを感じ取った。そうしてだ。
 そのうえでだ。こう言ったのだった。

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