第4話
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ているのが見えた。おそらく奈良坂本人だと仮定し、そこに向かった。
「奈良坂君だよな。よろしく」
「奈良坂でいい。よろしく」
そのあとはすぐに始業式が始まった。
始業式が終わると再びホームルームが始まった。
「さて、ここで重大発表するぞー。明日なんだが抜き打ちで5教科の実力テストを行う!!」
「「「「「はぁ!!!!!!」」」」」」
「嘘だろ。」
「そんなんきいてねぇよ」
次々ブーイングが飛び出す中先生は動じずに
「範囲は夏休みの宿題の中が範囲になる。自力で解いてきたものはかなり有利だ。ただしめんどくさがって写したりしたものはしりませーん」
ハッハッハッハッハ
そんな中、海斗は
「(編入試験の次は実力テストか・・・・。俺どんな宿題が出てたか知らないんだけどな。)」
ホームルームも終わり休み時間中、海斗の周りには人だかりができていた。
「どうしてネイバーとか出てくるこの街にわざわざ戻ってきたんだ?」
「俺でも何かできるんじゃないかなと思ったからかな」
「てことはボーダーに入るのか?」
「あぁ、次の入隊式でな」
「そうなのか!?うちには奈良坂もボーダーだし。もう一人オペレーターがいるからこれで3人になるな」
「奈良坂、そうなのか?」
「あぁ、クラスだけじゃなくて。同僚としてもよろしく。」
「奈良坂君だけじゃないわ。私は戦闘員じゃないけどよろしくね。」
「君はたしか三上さん。」
「うん。よろしく」
こうして最初の学校日は終わりを迎えた。
ボーダー本部
本日もラウンジには多くの隊員であふれかえっていた。
なぜか今日に限って示し合わせたように、高校生の隊員が一堂に会していた。
話は普通校、進学校ともに明日実力テストが行われること、また、
それについて阿鼻叫喚になった人がいるのはご愛嬌だ。
そんなさなか、あの話題も飛び出した。
「そういや、今日転入生が入ったんでしょ?確か2年生だったと思うんだけど。」
「そういやそうだな。学校中が大騒ぎだったな。」
「そのおかげで鼓膜が破れかけたし」
「ハハハ、菊地原には辛かったな」
「で、どのクラスだったの?辻ちゃん?」
「いえ、自分のクラスでは・・・・たしか2-Bだったかと」
「てことは奈良坂と三上のクラスだったな」
「はい、自分の後ろの席に決まりました。」
「どんな奴だったの?」
「まだそこまで話したわけではありませんが、自分と話が合いそうでした。」
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