155章 遊ぼう。人生、即、無条件な遊び。つまり、芸術なのだ。
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す。」
「耳に入った音、つまり空気の振動は、鼓膜を通り、
蝸牛という場所へ伝わります。この蝸牛の渦巻きの中には
音を認識する細胞がびっしりとあります。内有毛細胞といって、
音の高さに反応するセンサーです。」
「複雑な音の場合でも、蝸牛の中を通るときに、
その中の内有毛細胞が、音の高さによって、バラバラに反応します。
それを、それぞれの音を、バラバラにして、別々の電気信にして、脳に伝えることで、
音を、バラバラに、判別しているのです。」
「つまり、スピーカーからは、1つの音しか出ていません。
しかし、耳が、音をバラバラにすることによって、
あたかも、いろいろな音を、同時に出しているように聞こえるのです。」
「1つの波形を、振動として再現し、音を出す、スピーカー。
その原理を形にし、スピーカーのもととなる蓄音機を発明したトーマス・エジソンは、
やっぱり偉大ですね!」
「ということで、1つのスピーカーでいろんな音が同時に出せるのはなぜ?・・・は、
「 耳で 音を バラバラにしているから 」でした。」
「ちなみに、耳を持っている、すべての生物には、有毛細胞がありまして、
音を聞き分けているそうなんです。表面上、耳の形がわからない、
カエルや魚でも、有毛細胞があって、音を聞き分けているということです。」
☆参考文献☆
1.今日の芸術 岡本太郎 知恵の森文庫
2.NHK 2019年10月18日放送金曜日放送『チコちゃんに叱られる!』
3.美しく怒れ 岡本太郎 角川書店
≪つづく≫ --- 155章 おわり ---
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