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血戦・姫騎士ゾンビVSサムライオーク〜そして全てが首になる〜
本編
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ていく感触。活力が再びこみ上げてくる感覚。
オークは理解した。己があの敵と、同じものになろうとしている。
自らに助けを求めて来た、あの二匹を思い出す。とうに逃げてしまっただろうか。あるいは待ち続けているのだろうか。
しかし一つだけ分かることがある。
自分は彼等の元へ帰ってはならない。帰れば惨禍を外へもたらす者になる。
ならばやるべきことは分かっていた。
軽く呼吸するだけで、腹は据わった。血脂に塗れた刀をそっと手で拭う。刃こぼれはしているが、最期の役目程度は果たせるだろう。オークは刀をそっと首に押し当てた。
僅かの後。二つ目の首が地に落ちた。
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