TURN27 人類統合組織ソビエトその七
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ないですか?」
ラトビアはカテーリンにも余計なことを言った。紅茶を飲みながら。
「ですから」
「それじゃあ駄目なの。それにラトビアさん」
「えっ、何ですか?」
「ものを飲んだり食べたりしてる時は肘をつかないの」
ラトビアにはこのことを注意したのである。
「マナー悪いでしょ」
「あっ、すいません」
「罰としてその場で二時間バケツ持って立つの」
相手が国家でもペナルティを課すことを忘れない、それがカテーリンだ。
「今からね」
「わかりました・・・・・・」
ラトビアはカテーリンの言葉に頷いて応えてだった。そのうえでだ。
悲しい顔で立ち上がりゲーペが出してきた水を入れた二つのバケツをそれぞれの手に持って立つ。ラトビアにそうしてからだった。カテーリンはまた言った。
「これからも決まり作らないと駄目なんだから」
「はい、わかりました」
ゲーペは冷静にカテーリンの言葉に頷く。
そのうえで赤本を開いてだ。こう言ったのである。
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