TURN27 人類統合組織ソビエトその六
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なければそれだけ人民に牛乳や乳製品が不足します」
カテーリンは厳しい口調でこう言った。
「その責任は重いです」
「・・・・・・・・・」
「同志マレンコフは三ヶ月御昼御飯抜きです」
それがカテーリンが彼に課した刑罰だった。
「人民の牛乳を確保できなかったことを反省しなさい」
「わかりました」
「このことに関する他の担当者も同じです」
誰もがだというのだ。
「三ヶ月御昼御飯は抜きです」
やはりこう言うのだった。
「ソビエトは皆のものです。皆が幸せになる国です」
カテーリンは確信と共に言い切る。
「その中で目的が達成できないことは駄目です。そんな人は罰を受けなくてはいけないです」
カテーリンだけが言っていく。
「そして今度は軍艦の建造ですが」
「はい!」
また誰かが手を挙げる。こうしたやり取りが二時間程度続けられた。
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