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ヘタリア大帝国
TURN27 人類統合組織ソビエトその五
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。ランドセルを背負う年齢だ。だがこの二人が今ソビエトを指導しているのだ。
 ロシアのところに彼の妹が来てだ。こう言うのだった。
「ようこそ、お兄様」
「カテーリンさんお元気そうだね」
「はい、今朝も朝御飯をたっぷりと召し上がられました」
「ミーシャさんと?」
「ミーシャさんと私とです」
 三人でだ。朝食を採ったというのだ。
「パンとボルシチと少しのお肉を」
「ふうん。いつも通りの朝食だね」
「カテーリンさんは贅沢がお嫌いですので」
 だからだ。粗食だというのだ。
「ですから」
「いいことだよね。一人が贅沢をするとね」
「その分他の人が迷惑しますから」
 だからだというのだ。
「贅沢はよくありません」
「その通りだね」
「共有主義では皆同じものを食べます」
 特に昼はだ。そうしているのだ。

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