TURN27 人類統合組織ソビエトその五
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
。ランドセルを背負う年齢だ。だがこの二人が今ソビエトを指導しているのだ。
ロシアのところに彼の妹が来てだ。こう言うのだった。
「ようこそ、お兄様」
「カテーリンさんお元気そうだね」
「はい、今朝も朝御飯をたっぷりと召し上がられました」
「ミーシャさんと?」
「ミーシャさんと私とです」
三人でだ。朝食を採ったというのだ。
「パンとボルシチと少しのお肉を」
「ふうん。いつも通りの朝食だね」
「カテーリンさんは贅沢がお嫌いですので」
だからだ。粗食だというのだ。
「ですから」
「いいことだよね。一人が贅沢をするとね」
「その分他の人が迷惑しますから」
だからだというのだ。
「贅沢はよくありません」
「その通りだね」
「共有主義では皆同じものを食べます」
特に昼はだ。そうしているのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ