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ヘタリア大帝国
TURN27 人類統合組織ソビエトその一
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 あとはオーストリアもだ。ロシアの好き嫌いははっきりしている。
「皆一緒に同じお家で住めればいいのにね」
「ソビエトで、ですね」
「あっ、イギリス君いらないから」
 彼は嫌いなのだった。
「あと太平洋のあの三人も」
「日本さん達もですか」
「アメリカ君に中国君もね」
「あの、日本さんは枢軸ですが」
 それでもだとだ。リトアニアは少し苦笑いになってロシアに話した。
「イギリスさんもですが後のお二人は」
「連合だよね」
「ですからその」
「うん、まあ仕方ないね」
 何が仕方ないかというとだった。それは。
「けれど一時的なものだからね」
「ではこの戦争の後では」
「彼等と戦うことになるかな」
 ロシアはこの戦争の先を見ていた。そうした話をリトアニアとしているとだ。ロシアの家の重厚な、しかも三重になっている扉が開いた。そしてそこから。
 ラトビアにエストニア、ウクライナにベラルーシが入って来た。まずは軍服、ソビエトの赤い軍服を着ているとはいえ巨大なウクライナの胸が揺れた。
 そしてその胸を揺らしながらだ。彼女はこう他の国に言った。
「本当に凄い雪よね」
「はい、今日は特に凄いですね」
「スノーさん元気ですね」
「何でロシアちゃんのお家ってこんなに寒いのかな」
 ウクライナはこのことがかえって不思議だった。それでラトビアとエストニアにも言ったのである。

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