012話 脱出!このかの異変?
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いでいていいぞ?」
俺はそれだけ伝えて刹那とともに隠し部屋に入っていった。
◆◇―――――――――◇◆
……それから時間的に一日半くらい経ってみんなが水場で遊んでいるところを、学園長がレイラインみたいなもので操作しているゴーレムが動き出して騒ぎを起こしていた。
「時間が迫っているとはいえ、今仕掛けるのは作為あっての行動か? あの変態爺め……」
「そうですね。少し灸を添えねばいけません」
「だが、ネギ君も動揺しているとはいえ……」
「くらえ!魔法の矢!」
「僕の魔法の杖を使えば……」
と、魔法の言葉を連発している。
「あれは、さすがにないだろう?」
「あ、あはは……苦笑いしか出来ませんね」
「魔法を封じていることが幸いしたな。アスナや姉さん、楓以外は威嚇としか思っていないようだからな」
《シロウ!》
「! 姉さんか?」
《手順どおり脱出するわ。援護をお願いね》
「了解した。では刹那、姉さんから合図があったのでばれないようにいくとしようか」
「はい!」
それから一同は魔法の本をちゃっかり会得しながら逃げていって脱出口に入っていった。当然ゴーレムに扮した学園長も追いかけていったが、俺たちも少し後から追いついてみるとそこは螺旋階段になっていてネギ君たちはなぜか問題が表記されている扉を次々と解いていきながら上へと進んでいた。
だが本気で魔法の本を取り返したいらしい学園長は螺旋階段の壁を削りながら追いかけていく。
そしてその揺れにさらされたのか運悪くこのかの地面が崩れた。
「このか――――!!?」
『フォッ!? しまった!』
「お嬢様!!」
螺旋階段の底に落ちていくこのかにみんなは叫んだ!
「刹那! 俺が行く! 見つからないように後から来てくれ!」
「は、はい! お嬢様のことをお願いします!」
刹那の頼みに答えて俺は身体強化を施して垂直の壁を何度も踏んで跳躍していきながらこのかを抱きかかえた。
「え!? 士郎さん? なんでここにおるん!?」
「説明は後だ。口を塞いでいろ、このか。舌を噛むからな」
「は、はいな!」
それからまた跳躍してもうエレベーターに到着していた面々の前に降り立った。
「士郎さん!?」
「老師!?」
「し、士郎さん!? なんでここに?」
「行方不明の君たちを探しに来たんだ。なんとかこのかを助けることはできたが……もう少し自重したまえ。それとその本は俺が元の主に返しておく。だから先にみんなは地上へ戻っていてくれ」
「で、ですが……!」
「ネギ君、そのようなものを使っても所詮インチキにしかならない。だから今日までまじめに勉強をしていたのだろう? だからみんなも自分の実力を信じてテストを受けるんだ。では姉さ
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