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ヘタリア大帝国
TURN26 親衛隊その八
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を出してくることが間違いないからな」
「そうですね。序盤はいけますが」
 小澤も平賀のその久重の口からの言葉に応えて言う。
「やがては。お魚では戦えなくなります」
「あれはあくまで急場を凌ぐものだ」
 平賀は淡々と述べていく。その事実を。
「開戦時のな」
「しかしです」
「戦争が本格化してくるとやはりまともな兵器が必要だ」
「お魚もそれなりに強いですが」
「だが癖が強く索敵能力も弱い」 
 平賀は魚の欠点も把握していた。魚は確かにそうしたところがあった。
「ガメリカやエイリスとの決戦には心もとない」
「だから潜水艦や空母を開発するってんだな」
「如何にも」
 その通りだとだ。平賀はまた田中に答えた。
「君と〆羅には潜水艦を任せたい」
「あの娘にもかよ」
「そうだ。潜水艦に空母、そして戦艦」
 三つの艦種が述べられていく。
「巡洋艦と駆逐艦も必要だがな」
「これからはその三種類を組み合わせていくのですか」
「この戦いから戦争のあり方が大きく変わる」
 平賀は小澤にこの事実を述べた。
「なら私はその開発を行う」
「じゃあ頼むぜ」
「巡洋艦も防空用のものが必要になるか。それに」
 これは平賀の独り言だった。彼女も考えていた。
「駆逐艦は鉄鋼弾の方がいいな」
「ああ、ビームの奴はちょっとね」
 南雲がその駆逐艦について平賀に話す。

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