TURN26 親衛隊その七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
非そうなるべきだ」
久重は平賀の言葉をそのまま代弁していく。
「私がそうする」
「何かあればかよ」
「楽しみにしている」
平賀は表情を変えない。一見すると喋っているようにすら見えない。
だが久重がだ。こう言うのだった。
「とのことです」
「そうか。そうなんだな」
「そうです。ただ私が思うんですが」
久重は自分の考えをだ。田中に述べてきた。
「田中さんもどうですか?」
「俺もサイボーグになれってのかよ」
「はい。そうすればあの女好きの長官に勝てるかも知れませんよ」
「馬鹿言え、俺は俺の力で戦って勝ち取るからな」
「長官の席をですか?」
「ああ、絶対にな」
こうだ。田中は威勢のいい言葉で言う。
「奪い取るぜ」
「頑張れ」
こう言ったのは平賀だがやはり久重の代弁である。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ