TURN26 親衛隊その五
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の時にな」
同期として話をし別れた二人だった。そのうえでだった。
ヒムラーは一人になるとすぐにだ。ベルリンのある場所にム方。
そこは地下だった。彼は暗い階段を降りていく。そこはかなり長かった。
異様なまでに長いその階段を降りて階に着くとだ。暗い中からだ。彼に声達が問うてきた。
「ヒムラー様、どうだったでしょうか」
「ドクツに入ることができたでしょうか」
「親衛隊は」
「ああ、できたよ」
闇の中で含んだ笑みを浮べてだ。ヒムラーは闇の中の声達に答えた。
そしてそのうえで手袋を脱いだ。すると。
右手には何もない。だが左手には。
その甲に赤い石があった。その石を見ながらだ。彼は言うのだった。
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