暁 〜小説投稿サイト〜
BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
#004 私が飛び入り参加するのはアリだよねっ♪
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ー、機材トラブルで音が出なくなってるんだよねー。で、皆には機材が復旧するまで暫く待って欲しいんだ。皆はその間、『るんっ♪』ってこないと思うんだけど、安心して。復旧後のあたし達のステージで飛び入りのスペシャルゲストが参加するんだって!今はまだそのゲストが誰か明かせないけど、皆は赤色のサイリウムを用意して待っててね!」
日菜が私とのアイコンタクト会話での内容を観客に伝えた。
観客たちは「ゲスト・・・・・?誰だろ・・・?」「赤のサイリウム・・・??」「その色ってまさか・・・・」と、先程とは別な意味でザワつき始めていた。
そして、一旦幕が下りる。
私は幕が下りると同時に楽屋に戻る。
そして、非常時に備えて弦巻家の黒服さん達に手配して貰った私のパスパレ風衣装。
デザイン的には彩と日菜のデザインを足して2で割ったような感じだ。
色は今回は赤色がアクセントカラーだ。
その衣装に着替える。
今回の私はベースとボーカルなので、愛用のベースであるEDWARDS (エドワーズ ) / E-AM-160QM Black Aquaを掲げてステージ袖に戻る。
ステージ袖には彩達が待機していた。
「あ、亜麻音ちゃん何処行ってたの・・・・?って、どうしたのその格好!?」
彩が私の格好(ライブ衣装)を見て驚いていた。
「え・・・・・?変かな・・・・??上手く着こなせてると思うんだけど」
私は戸惑って衣装の確認を始める。
「それは大丈夫だけど、《《やっぱり》》貴女だったのね、あーちゃん」
「私の性格考えたら解る事でしょう?ちーちゃん?」
「確かに・・・・・そうね」
「ま、あたしはアイコンタクトされた時から解ってたけどねー」
「アマネさんとライブできるなんて私、とっても嬉しいです!」
「ジブンもあの神音さんと一緒にライブ出来るなんて感激です!」
暫くして復旧が完了し、彩達が先にステージに戻る。
そして、いよいよ私の出番だ。
ボーカルとしても参加するので、ヘッドセットマイクロホン(自前)の装着を忘れない。
私がステージに登場すると
『『『ウォォォォォォォォォォォォォォォォーッ!!!!』』』
凄い大歓声と赤いサイリウムの波が私を出迎えてくれた。
「皆さん、こんにちはーっ!特別ゲストの神音(しおん)ですっ!今回は私がPastel?Palettesのメンバーと一緒にこのステージを盛り上げて行きたいと思いますので、宜しくお願いしまーすっ!」
私が挨拶を兼ねたMCを終えて一礼する。
再び観客の大歓声と赤いサイリウムの波に会場が包まれる。
「それでは聴いてください。曲は――」
彩と共に演奏曲を紹介し、演奏が始まる。
1曲目は先程の『しゅわりん☆どり〜みん』、2曲目は男性二人組音楽ユニットの楽曲でアニメのEDにもなった曲を披露した。
その後、
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