暁 〜小説投稿サイト〜
BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
#004 私が飛び入り参加するのはアリだよねっ♪
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私が水面下で進めてきた対策を始めてから8日。
今日が「Pastel?Palettes 初御披露目ライブ」当日だ。
天気はこれ以上ないくらいの晴天。屋内開催だがこれ以上といっていいほどのライブ開催日和だろう。
開場前の楽屋ではライブスタッフ達がライブ運営の最終打ち合わせもあってか忙しなく行き交っていた。
「セットの組み換え、間に合いそう?」
「準備できてます!」
セット担当の方も最終確認を行っているようだった。
「わぁ〜っ!すっごい人だねぇ!」
日菜が今回のライブ会場のライブモニターに映し出されている模様を見て嬉々とした表情で言った。
「ねぇ、亜麻音ちゃん。今日の来場者数は何人くらいいるのかしら?」
千聖が今日のライブの来場者数を私に尋ねた。
「んーと、現状で10,000人くらい居るんじゃないかな?」
私がそう返答すると
「いっ、1万・・・・・・・・!?」
麻弥が来場者数の規模を聞いて大層驚いていた。
初ライブでその規模だから驚くのは無理ないと思うんだけど、それで驚いていては身が持たんぞ・・・・・麻弥。
「φ(゚Д゚ )フムフム…成程凄い人だねぇ〜。この人達全員にあたし達を信じ込ませるって、考えるだけでも面白いよねぇ?」
日菜が『(黒笑)』と文末に書かれても可笑しくない発言をしていた。
日菜、確かに事実だけどさ!言・い・方!!その言い方は宜しく無いから!!
私は日菜の発言は紛れもない事実なのだが。
結局、ちーちゃん・・・・千聖が中々に納得してくれなかったので、当初の案で行くと言う事で私が折れるということになった。
まぁ・・・・正直納得行かないけどさ、他のスタッフ連中に気取られるのは拙い。
だから「仕方無い」と割り切るしかあるまいて。
そういう考えが浮かんでいたので敢えて日菜の発言に声に出して突っ込む事はしなかった私である。
日菜の横に座っていた彩は
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
終始無言だった。
「アヤさん、緊張していますか?」
イブが彩に話し掛ける。
「ふぇっ!?な、何!?・・・あ、ヤバ・・・どうしよう。今ので言うこと全部飛んじゃったかも・・・・」
かーなーり、緊張している彩がサラっと衝撃の発言をしていた。
・・・・・・マジで大丈夫かな????
この瞬間、不安ばかりで埋め尽くされる私である。
「え?そんなん、テキトーにその場の勢いでやればいーじゃん?」
そしてこの日菜の発言である。
日菜、それやって成功するのは場慣れした人だけなの。(経験談)
「私、言う事考えておかないと、本番でうまく言えなくなっちゃうから・・・・・!それに、研究性の頃とステージの規模が全然違うから緊張しちゃって・・・・」
私は彩が言い終わったのを見計らって彩に(軽い)デコピンをお見舞い
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