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BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
Pastel?Palettes T
#003 私、納得がいかない。だから行動する。
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た。
「やっぱり・・・・納得は行っていないのかい?」
「当たり前です。あの方針だけは絶対に肯定できないです」
専務の質問に私はキッパリ肯定した。
「・・・そうか。それは君自身がバンド活動している故に・・・・だろう?」
「え・・・・はい。その通りです。どうして解ったんですか?」
専務にその理由を言い当てられ、戸惑う私。
「紫船・・・・都筑紫船という人物を知っているだろう?」
「あ、はい。それはもう。いつもお世話になっていますし」
「私と彼女は同級生で腐れ縁なんだよ。その伝手で君の事を聞いたんだよ。御神亜麻音君・・・いや、『《《神音君》》』?」
専務が私の実力を見抜き、今の私を作ったといっても過言じゃない人・・・・、ライブハウス『SPACE』のオーナー、都筑紫船さんの名前を出した。
どうやら、専務は私の事は紫船さん経由で事前に知っていたらしい。
その証拠に私のライブ時に使う名義・・・『
神音
(
しおん
)
』の名を口にしていた。
「そこまで解ってらっしゃったんですね。ビックリです」
私は素直に驚きを口にした。
「そうか・・・・では本題だが、私は君の意見に反対はしていない」
「えっ・・・・・本当・・・ですか?」
「ああ。紫船も同じ事を言うだろうからな。まぁ・・・あの時はあれ以上火種を拡大させないための措置でああ言ったがな」
私は専務が私と同意見だった事に驚く。
「そう・・・・だったんですか」
「ああ。だから・・・・・これを君に渡しておこう。それがないと何も始まらないだろう?」
「これは・・・・・」
そう言って、専務が私に渡したのは今度のステージに使う曲のスコアと楽譜だった。
「何か在ったら全部俺が責任を取る。だから神音君は後悔のない様に行動するといい」
そう言って専務は休憩スペースを後にした。
「はい・・・!ありがとうございます!専務!!」
私は専務に笑顔でお礼を言った。
専務はそれを右手を挙げて答えたのだった。
翌日の昼休みの羽丘女子学園高等部。
私は日菜と麻弥を呼び出していた。
「ねー、あーちゃん、私達に話って何なの?」
「ジブン達を呼び出すって事はパスパレ関連のことでしょうか?」
「そうよ。正解。今度のライブステージについてよ」
私は日菜と麻弥の質問に肯定し、本題に入る。
「え・・・・でもアレって・・・」
「確か・・・ジブン達は演奏しているフリだけ・・・でしたよね」
「一応は。でもそれが失敗したら取り返しつかないことになるし、だからその予防策は講じておかなきゃね」
私は日菜達の質問に答える。
「・・・・・・とか言って本当はあーちゃん自身納得行ってないからなんでしょ」
日菜が私に指摘する。
「・・・・まぁね。私だってバンド活動してるし。当然よ」
「え・・・・、そうなんですか!?
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